タイトル | : Re^6: (訂正)ヒジャブを被ること |
投稿日 | : 2011/07/26(Tue) 03:49 |
投稿者 | : あぶ管理人 <akira_hamanaka@yahoo.co.jp> |
参考までに私の方から書いておきます。
クルアーンとハディースにはアウラに関して次のように述べられています。
クルアーン 光章24-31 『外にあらわれているものの外(ほか)は、彼女らの美を(や飾り)を目立たせてはならない。』
このなかで、外にあらわれているもの=「顔と2つの手」と解釈されています。それ以外のもの、つまり髪も含めて出してはならないと解釈できるのです。
髪に関しては:アン・ナサーイー以外の5人のハディース学者がサヒーフとして伝えているものに次のハディースがあります。
預言者はおっしゃられた「髪を覆わない(髪を覆わずに行われる?)成人女性の礼拝をアッラーは受け入れない」
実は上述のクルアーンを根拠として、礼拝時のアウラが決められています。法学派ごとにアウラの範囲に多少違いはありますが、髪を出していいという法学派はありません。その次のハディースが決定的な内容だからだと想像できます。
ただ、平常時は髪を出しても問題ないという学者もいて、それなりの根拠があるのです。ただ少数派だと思います。
基本は髪は覆うものですが、まだ信仰途中にある入信者、ヒジャーブをすることにより仕事を失う恐れのある者、ヒジャーブをすることにより人目にさらされると感じる者などいますので、状況が改善されれば将来的にするようにしたいということでいいのではないでしょうか。
アウラという意識は、預言者以前の時代にはなく、イスラム到来により、はじめて出てきて、まずは預言者の周辺の女性からヒジャーブがはじまり、徐々に広まったようです。