タイトル | : 蛇足です1 |
投稿日 | : 2009/03/31(Tue) 00:38 |
投稿者 | : sloth |
ご丁寧なレス、ありがとうございます。
>未だに理解できないのが、キリスト教徒の人は本が書き換えられたことを知っていながら、
原本が隠されていることを知りながら、それでも書き換えられた本を信じる事に疑問を感じないのかと。
う〜んと、在英時代の個人的な知り合いのケースの場合、キリスト教徒の人達は「聖典(タナッハと新約)が、根本のところが書き換えられたり、聖書の原本が隠されている」とは、認識していないように思えます。
「時代を経たり、翻訳から翻訳するなどして、細かいところが欠落してしまったり、ニュアンスが伝えきれなくなってしまった部分がある」とは思ってるみたいですが、でも、「主要な部分や一番大事な部分は、きちんと、伝えている」と思っているみたいです。
で、トーラーやナビーム、フトゥビーム等の旧約聖書の全てが、イエス・キリストを「神の子」や「救世主」であると立証している、と、思っているみたいです。新約については、言うに及ばず(笑)☆
旧約ならともかくとして、新約については、書き換えられていると認識しているキリスト教徒には、あまりお目にかかったことがありません。(まぁ、私の世間が狭い所為なんですけど(笑) )
>キリスト教の宗派
そうですね、だいたい4つくらいの宗派があります。
カトリックとかカソリック、旧教と呼ばれる西方教会。
オーソドックスとか正教と呼ばれる宗派。
旧教から分かたれたプロテスタントとか新教と呼ばれるもの。
また、正教から分かたれた単性説派や非カルケドン派などEastern Christian Churches(コプト教はコチラに入ります)。
あと、これら主要キリスト教派の他に、
キリスト教史の初期に異端とされてしまったアリウス派や、近現代に生まれたプロテスタント系のユニタリアン派などのマイナーな宗派もあります。
これらの宗派は、キリストの神性や人性についての解釈や、カレの生母に対する解釈、教会組織の必要性に対する考えが異なったために分かたれたものですので、
どのクリスチャンと話をしているかで、大分会話の内容が変わってくるかもしれませんね。
>debete,discuss
英和辞書だとdebateとdiscussの間にさほど差はありませんが、
英国のAcademic Englishの場合には、先のコメで述べたような確固たる違いがあります。(例文:とある事故の原因をディベートした後、事故の再発を防ぐためのディスカッションをした。)
一般的には、debateもdiscussも同じように使われてますケドね(爆)☆