タイトル | : Re: キリスト教徒とのディベート |
投稿日 | : 2009/03/30(Mon) 04:33 |
投稿者 | : piano |
『 主は仰せられた。
「この民は、口先で近づき、唇で私を崇めるが、その心は私から遠く離れている。
彼らが私を恐れるのは、人間の命令を教え込まれてのことに過ぎない。
それ故、見よ。
私はこの民に再び不思議なこと、驚き怪しむべきことをする。この民の知恵ある者の知恵は滅び、悟りある者の悟りは隠される。」』
「この民」とは、誰か?
自ら、「唯一神の崇拝者」「唯一神の僕」「唯一神の帰依者」「唯一神の証人」「唯一神の奉仕者」、、、、、と言っている者たちです。
この言葉を伝えた預言者イザヤは、その民からのこぎりで切り裂かれ殺されました。
では、全ての預言者が伝えたメッセージとは一体何なのでしょうか?
それは、
『全てのものの上にあり、全てのものを貫き、全てのものの内におられる、全てのものの父なる神は、一つ』ということです。
この言葉を書き残した預言者パウロも、皇帝ネロの時代に殺されました。
ユダヤ教徒、クリスチャンやムスリム、、、、、で、「神の唯一性」の『奥義』を理解して悟っている(隠された物事に気がつき、感じること)人は、非常に少ないのです。
『彼らは、神を知っていながら、その神を崇めず、感謝もせず、かえってその思いは虚しくなり、その無知な心は暗くなったからです。、、、、
また、彼らが神を知ろうとしたがらないので、神は彼らを良くない思いに引き渡され、その為彼らはしてはならない事をするようになりました。
彼らは、あらゆる不義と悪と貪りと悪意とに満ちた者、妬みと殺意と争いと欺きと悪巧みとで一杯になった者、陰口を言う者、そしる者、神を憎む者、人を人と思わぬ者、高ぶる者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者、わきまえの無い者、約束を破る者、情け知らずの者、慈愛の無い者です。
彼らは、そのようなことを行えば、死罪に当たるという神の定めを知っていながら、それを行っているだけでなく、それを行う者に心から同意しているのです。』
クルアーンにも出てくる『福音』の意味は、福音の中に説明されています。
『福音は、ユダヤ人を始めギリシャ人にも、信じる全ての人にとって「救いを得させる神の力」です。
福音の内には、「神の義が啓示」されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。』
「信じる人全て」、、、、一体、何を信じる人でしょうか?
それは、
「神の唯一性」です。
『人が義と認められるのは、律法の行いによるのではなく、信仰による、、、。
それとも、神はユダヤ人だけの神でしょうか?異邦人にとっても神ではないでしょうか?
確かに、神は異邦人にとっても神です。
神が唯一ならば、そうです。』福音より
もし、自分が「唯一神信仰者」であると自称し、自分たちだけの神であると考えるなら、それは、神の唯一性を理解し悟っていることになるでしょうか?
『神の御心』を知っていると言えるでしょうか?
預言者ムハンマドの言葉より
『あなた方は、あなた方より前の人々の慣わしに寸分違わずしたがっており、もし彼らが、とかげの穴に入るならば、あなた方もそれについていくだろう』
「神の唯一性」への無理解、そして、自分は理解していると言う自惚れと高慢は、正に現実となっています。
イスラム教徒だけの神ではありません。クリスチャンだけの神でもありません。ユダヤ教徒だけの神でもありません。
日本人の神でもあります。
日本は、「八百万の神」と言われますが、日本人は、『なぜ、そうなったか?』を、理解していません。
また、日本の古代の書物の中に、『独り神』という記述があることを。
『多くの神や多くの主があるので、神々と呼ばれるものならば、天にも地にもありますが、私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、全てのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。』福音より
自分を『世界中に、たくさんの神々がいることを信じ、その中の○○語の神一つを選び信仰しているから、唯一神信仰者』であると考えますか?
それとも、
『人間の理解不足や誤解から多神が存在しているが、
元来、神は一つ』であると考えますか?