ソウル中央モスクの賢さ 投稿者:abu 投稿日:2009/05/29(Fri) 02:36 No.160
ソウル中央モスクは小高い丘の上に建つマスジドである。 20年以上前に訪れた時は、周辺にあまり建物がなかったイメージがあったが、昨年訪問したときは、門前町を形成し、びっしりと建物が並んでいた。 ふと思うにこのマスジドの収入源は何だろうかということだ。どうも、マスジドの周辺に店舗を建てさせそれらの家賃収入で、マスジドの維持管理費すべてまかなえるようだ。資金不足で充分な活動ができていない日本のイスラム団体とくらべ先見の明があるソウル中央モスクに賢さに脱帽である。
対応の違い・・・反省すべき - abu 2009/05/29(Fri) 02:52 No.161 20年以上前ソウルを訪ねた時は、私はまだ若僧。とりあえず、韓国イスラム連盟に訪問する旨を手紙で知らせていた。空港到着すると、韓国人青年ムスリムが出迎えてくれていた。ホテルに案内され、ホテル代も払うと言うのだ。「私は単に遊びに来ただけで、自分がホテル代払うのが当然です。sそのお金は韓国のムスリムのために使ってください。」と断った。「会長から接待するように言われているので、せめて観光案内させてください。」というので、それは快く受け入れ、観光とソウル中央モスクへの案内をお願いした。 その次の年、韓国の会長が突然イスラミックセンターに顔を出した。私はセンターのロビーに座っていた。「会長、連絡くださればお迎えにいったのに。。。」というと、「センターにはすでに知らせてあるよ。いや、日本はそんなもんだよ」「そうなんですか?それは。。。。」
日本の若僧が韓国を訪ねた時の対応、韓国の会長が日本を訪ねた時の対応、この対照的な対応の違いを見せ付けられ、「ごめんなさい。」としか言えなかった私であった。韓国会長と対話の日々 - abu 2009/05/29(Fri) 03:26 No.162 これらの出来事の前、私はメッカで開催されたラービタの会議に参加し、たまたま韓国の会長と同室となった。二人で4,5日ご一緒したので、日本のイスラムの歴史、先人達のことなど会長を通して教えてももらい、さらに、『日本のイスラム団体に求められること』を常にテーマとして毎晩話あった。 また、期間中私は会長の通訳をすることになる。もちろん私は韓国語ができるはずはないが、会長は日本語が達者で、日本語アラビア語の通訳となったのである。第3者から見れば、この韓国老人の通訳が日本人若僧だから、不思議な取り合わせだ。 会長は、サウジアラビア王室や政府高官に取り入って、韓国企業に仕事の契約を取らせるということをやっていたようだ。その立場を利用して、韓国企業のスタッフを多数入信させた。実際、どの企業の現場にいっても、会長はVIP扱いであったし、現場監督はほとんど入信していた。 「日本の団体はこのようなことをしていない。君にノウハウを教えるから・・・」ということで、私は王室との通訳の場にも居ることになる。。。。まあ、そのような体験をさせてもらった。
とにかく有意義な日々を過ごさせてもらった。今度は私が - abu 2009/05/29(Fri) 03:43 No.163 今その会長は韓国の連盟にはいない。昨年訪問した時には会えず、消息を連盟の現役員たちから聞いた。
いつか会長と会い、今度は私が導いてあげる番だと思う。
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