タイトル | : Re: イスラムへの否定的な疑問 |
投稿日 | : 2008/11/25(Tue) 14:16 |
投稿者 | : L. |
みなさま、お返事ありがとうございます。
もうひとつ長年抱いてきた疑問があります。
アッラーは何のために人間を造られたのですか?
ご自分以外にはなにも必要とされないアッラーがあえて人間を造ったのは。
幼いころから生まれなければよかった、と思い続けて生きてきましたが、イスラムに出会い、勉強し実践もし、それでもまだ信仰心をもてない私はso様のいわれる「アッラーに愛されていない」方の人間なのでしょうか。 そして不信心者、しかもイスラムを知っているのに受け入れない(本当はこんなに受け入れたいのに受け入れられなくて苦しんでいる)人間は、天国には入れないようですね。
現世で何をやってもだめで、苦しくもがいているのですが、そのうえ、このままでは来世で永遠の業火に焼かれるのかと思うと・・・。 あまりにも酷です。
完璧で、すばらしい存在であるアッラーと、罰、仕返し、見返り、地獄などというものが結びつきません。
だめ人間は死後もなお正しい心を授けていただけることなく、焼かれて苦しむのですね。
犯罪者の心理に寄り添うことはなく、悪行には罰を与え、そしてそういう行いの責任はあくまでも人間にあるのですよね。
ある人はいわれなくても道徳的思想を簡単に持つことができ、ある人は罰を受けても、刑務所に入れられてもそれを理解することができない。 その違いの原因はなんなのでしょうか? 救いを受け入れることのできない人間を突き放し、火で焼く・・・。
アッラーを認めなかったり、複数の神を崇拝した者は、天国へ入ることはできないのですよね。
一般には素晴らしい方だとされていても多神教徒であればアッラーはお怒りなのですよね。 その人には悪気もなく、自分の信じるもののために精進して、清く正しく生きていても。 その人が多神教徒になってしまったのはあくまでもその人の責任なのですよね。
全知全能でありながらあえてシェイタンの存在を許し、悪人を存在させ、現世でも苦しませ来世では永遠の火の中に入れる・・・。
いったい何のために人間を造られたのでしょうか。