都知事の問題発言 投稿者:あ 投稿日:2013/04/30(Tue) 22:53 No.619
"But Islamic countries, the only thing they share in common is Allah and they are fighting with each other, and they have classes." そして、 “I’m sure people in Turkey want to live long,” he added. “And if they want to live long, they should create a culture like what we have in Japan. There might be a lot of young people, but if they die young, it doesn’t mean much.” 都知事の発言内容。たとえ、そうであったとしても、イスラム諸国の状況を批判的に話したり、トルコの文化を日本以下であるように言えば、当然トルコやイスラム諸国の人たちはおもしろくはない。 単に不注意な発言なのではなく、ついつい都知事が持っているイスラムへのイメージが口をついて出てしまったのだろうか。 都知事だけにはじまったことではない、マスコミをチェックしているとイスラムに対する偏見がふとしたことで発言されていることがある。 上に立つ人、人に影響を与える立場にある人は、言葉を選んでしゃべってもらいたい。 私がとくに残念に思ったのは、後者の文面だ。トルコに対する余計なお世話と思える文面である。 日本をもっとも愛してくれる国民・トルコ人は、これを聞いたらどう感じるだろうか?
この話を忘れないでほしい。 - あ 2013/04/30(Tue) 22:59 No.620 日本とトルコの関係は特別です。 絵物語『エルトールル号の遭難』より
イラン・イラク戦争の最中、1985年3月17日の出来事である。イラクのサダム・フセインが、「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶすべての飛行機を撃ち落とす」と、無茶苦茶なことを世界に向けて発信した。日本からは企業の人たちやその家族が、イランに住んでいた。その日本人たちは、あわててテヘラン空港に向かった。しかし、どの飛行機も満席で乗ることができなかった。世界各国は自国の救援機を出して、救出していた。日本政府は素早い決定ができなかった。空港にいた日本人はパニック状態になっていた。 そこに、二機の飛行機が到着した。トルコ航空の飛行機であった。日本人215名全員を乗せて、成田に向けて飛び立った。タイムリミットの1時間15分前であった。 なぜ、トルコ航空機が来てくれたのか、日本政府もマスコミも知らなかった。 前・駐日トルコ大使、ネジアティ・ウトカン氏は次のように語られた。「エルトゥールル号の事故に際し、大島の人たちや日本人がなしてくださった献身的な救助活動を、今もトルコの人たちは忘れていません。私も小学生のころ、歴史教科書で学びました。トルコでは、子供たちでさえ、エルトゥールル号のことを知っています。今の日本人が知らないだけです。それで、テヘランで困っている日本人を助けようと、トルコ航空機が飛んだのです。」
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