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滝の宮公園
金子山を中心とした新居浜市の管理する風致公園。面積 51.70ヘクタール。
金子山の山頂には「展望台」が有り、南東側に公園の中心部の「滝の宮大池」、北側に「トリム広場」が有る。
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北側から見た滝の宮大池 |
北西から見た滝の宮大池 |
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池の南にある日本庭園 |
日本庭園の東屋から見た滝の宮大池 |
【滝の宮大池】
滝の宮大池の周りには、日本庭園、梅林、広場、小動物園、遊具広場などがある。また、広場の奥に戦没者慰霊塔も築かれている。
滝の宮公園の中の随所に、俳句を刻んだ句碑が散在している。
池の回りには、梅、桜、さつき、つつじ、菖蒲、紫陽花、紅葉、椿など、季節の花々が鑑賞できる。
桜は約1,350本あり、春は花見の名所の一つである。
池には鯉等の魚が泳ぎ、ブラックバスなどの魚も生息している。公園には「釣り禁止」の立札が立ってているが、立札の横で釣りをしている中学生をよく見かける。
池には、白鳥、あひる、鴨などの他に、野生の鷺なども飛来する。また、冬にはシベリアからカモメがやってきて、あひる等を隅に追いやることもある。
ここの白鳥は以前はツガイでいたが、その後、2羽の子どもが生まれて、親子4羽で
泳いでいた。ところが、最近は池で泳いでいるのは1羽しか見かけなくなった。動物園の檻の中に1羽見かけるが、あとの2羽の所在は不明。幸せそうだった白鳥家も一家離散の不運が訪れたのか?
売店でボートを借りることができる(\300/30分、\500/1時間)。ここのボートについてはジンクスがあるらしい。滝の宮のボートにカップルで乗ると必ず別れるという。このジンクスは私も知らなかったが、時々カップルで乗っている人達も見かける。ボートの上で別れ話でもしているのだろうか?。
1999年の1月に、滝の宮大池の水かさが低下していた。工事をするために抜いたものらしいが、大池の水が何処から流れてくるのか追跡した。
滝の宮公園の水源
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忠魂塔(戦没者慰霊塔) | 大池の北側、地蔵堂のお地蔵様 |
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小動物園には、兎、鶏、孔雀、山羊、鹿などがいて、子どもたちが餌を与えている。運がよければここの孔雀が羽を広げているのが見られる。
小動物園の近くには、滑り台やブランコ等の遊具がある。ここの滑り台と全く同じ形の滑り台を足立の庄で見かけた。
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小動物園のウサギ |
遊具広場 |
大池から、遊具広場を抜けてさらに山を上ると展望台に到着する。ここまでは車でもいけるが、歩くと約20分ぐらいか?。この山の上はにかつて金子城という城があったらしい。
山の上には多数の地蔵が並んでいる。また、ここにも遊具がある。
展望台からは新居浜の市街、瀬戸内の海が見渡せる。
滝の宮公園には第二展望台もある。展望台の駐車場から第二展望台へ続く道がある。
第二展望台までの道は尾根道になっていて、この道はさらに滝の宮カントリークラブまで続いていた。
第二展望台には、滝の宮大池の西の休憩所から登ると行ける。
また、日本庭園の脇から続く山道を上ると第二展望台方面に登る道に合流する。
滝の宮大池とは金子山の反対側に位置するところに、トリム広場という所がある。
トリム広場は、山道の脇に細長く作られ、簡単な遊具が設置されていた。
トリム広場からも展望台まで続く山道がある。
関東にこのような公園があれば、休日などは混雑するはずであるが、この公園では人もまばらで、駐車場も大抵の場合空いている。
自宅から近いこともあり、東人家族のお気に入りのスポットで、娘が小さかった頃には、休日に散歩するのが常である。