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金子山古墳
金子山の遍路道の下りの途中、国旗掲揚台の近くにある少し盛り上がった所が金子山古墳と思われるが、特に表示は無い。
昭和25年に発掘され、昭和58年1月6日、市の文化財に指定された。
青銅鏡二面、金銅製長鎖付耳飾、銅釧、玉類、武器などが出土したという。
直径25m、高さ4.7mの竪穴式石室を持つ円墳
墳丘の裾部に円筒埴輪と朝顔形埴輪を巡らせていた。
石室:玄室の長さ2.8m、中央部の幅0.86m、深さ0.8mの竪穴式
石材:細長い石墨結晶片岩の河原石と和泉砂岩。
床面には4列に棺を安置するための石が敷かれていた。。
副葬品などの特徴から、5世紀後半頃に新居浜地方を中心に活躍した首長クラスの墳墓と考えられている。
出土品には全国的にみても珍しいものがあり、県指定文化財になっている。