タイトル | : Re^10: イスラームとの両立 |
投稿日 | : 2009/08/24(Mon) 20:50 |
投稿者 | : 匿名 |
> アッサラームアライクム、ラマダーン・カリーム!
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> 匿名さんは、そんなにもまざまざと地獄の恐ろしさについて感じておられ、そこへ人を入れるのがアッラーであるということを、知っておられるのですから、そういう面ではきちんとアッラーを信じていらっしゃるんですね。
> 「心からアッラーを信じていて、幸せだ」と迷いなく言える人でも、地獄についてそこまで深く感じている人は、稀です。それは、匿名さんの信仰の深さを示しているとも思えます。
>
> 匿名さんは、信じておられるんですよ、すでに。
> 私にはそう写ります。
度々の返信ありがとうございます。
私は地獄やアッラーの存在を確信しているわけではありません。
仮に、イスラームが真理ならばこうであろう。と思っているだけなんです。
私はイスラーム信者というよりは、イスラームの理解者、親イスラム者なのだと思います。
地獄については、本当に悩みます。
「悪い者は制裁を受けて当然」という考えについていけないのです。
不完全なこの現世では人にされたことをすべて許し、相手の幸せを願うなどということができる人間は稀でしょう。 いないかもしれません。
しかし、完全完璧な来世というものが存在するなら、全知全能の神がいるなら、その世界では悪人をも許し、その幸せまでも願うような、真の兄弟愛、人類愛、本当の愛、というものがあって欲しいのです。
それがだめならば、せめて地獄は存在して欲しくないのです。
どんなに悪い人間でもあんなにむごい所へ、場合によっては永遠に入れられるなんて、どうしても理解できません。
どんなにできの悪いひどい子供を持った母親でも、自分の子供を永遠に地獄に入れる。なんて人はいないでしょう。
それが特に、人間として立派な母親であればなおのことです。
「子供が最終的に地獄行きにならないために」子供が間違えたときに、罰を与える事は母親として正しいと思います。
しかし、「正しい行いをしてこなかった」その制裁として我が子を永遠に地獄に入れてすましている母親にはとても同情できません。
アッラーは私達人間よりも1000倍以上も人間を愛しているといいます。
それでも、「言う事を聞かなかった」人間は容赦なく地獄に入れるんですよね。
人間が現世で悪いことをしないように脅しとして「地獄にいれるぞ!」と言っているだけならいいですが、アッラーは絶対に嘘などつくような存在ではありませんから、入れると言ったら入れるのです。
私には理解できないんです。
悪いやつは地獄で焼かれて当然。なんて、とても思えないんです。
ものすごく冷たく感じてしまうんです。
そんな私は決してイスラーム教徒ではないんだと思います。
私がこんなに地獄に固執してしまうのは長年に渡って「言う事をきかない」「人を人とも思わない」私の態度に対して「制裁」を加えてきた人物の影響があると思います。
やりたくてもできない、やる気を出したくても出せない、信じたくても信じられない、私に対し「当然の報い」を与えられてきました。
人間の制裁には限度があるでしょう。 人間は不完全ですから人を完璧に裁くことはできません。
しかし、全知全能の存在が、人間を1人として地獄に入れるはずがないと思えて仕方ありません。
元の話題に戻りますが、こんな気持ちで
「ムスリマであり続けなければならない」
「アッラーを信じなければならない」
と自分で自分を責め、苦しみながら、どうやって鬱とつきあえばいいのでしょうか。
私が今すべきことはなんなのでしょうか?
非ムスリムの医者がいうことを鵜呑みにすることもできず、また彼も「イスラームから遠ざかりなさい」のようなことは言うべきではないと考えています。
医者として、自分の理解を超えている宗教の事に指図すべきではないと考えています。
でも私は自分でどうしたらいいのかわからないんです。