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1905(明治38)年12月、久原房之助は赤沢銅山を買収し、日立鉱山として開業しました。工業都市・日立市の発展の原点であり、また茨城県の近代鉱業の発祥でもあります。 日立鉱山は、開業わずか数年後には四大銅山の一角を占めるにまで急成長し、以来、1981(昭和56)年の閉山までの76年間、日本の近代化と経済発展に寄与してきました。そして、その事業は、時代の要請に対応し形を変えながら、現在の新日鉱グループに引き継がれています。 日鉱記念館は、1985(昭和60)年、創業80周年を記念して日立鉱山跡地に建てられました。 |
電気機関車 (明治末期 久原鉱業所日立製作所製)
「十三号」と名付けられ、昭和35年まで50年間、専用電気鉄道(略称・助鉄)および精錬所構内の輸送に活躍した。
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