タイトル | : Re^6: 結婚について |
投稿日 | : 2013/03/15(Fri) 13:55 |
投稿者 | : 匿名の1人 |
> > 残念なことに中古車関係パキスタン人達ばかりなので、なかなか難しいです。
> > イスラム式結婚式は諦めました。彼の友人がイマームに相談した答えがあまりにもひどいので、イマーム不信に陥りました。だめだめお坊さんとおんなじです。入信にまた一歩遠のいた感じです。
(↑質問者さん)
とびうさぎさん同様、何度も済みません。私も書かせて頂きます。
いつもの如く長文になってしまいましたが。ゴメンナサイ。
私はどちらかと言えばモスク関係者(笑)なので、今までもいろんなケースを見聞きしてきました。
どちらのモスクのイマームさんから回答を頂いたのか知りませんが、多分そのイマームさんの言わんとする事は、私や皆さんが今回質問者さんにお伝えし続けた事と殆ど同じだと思います。
どんなに日本語が流ちょうな方でも外国人が説明する時にニュアンスが変わっている事があります。隣で訳を聞いていて「違う!!意味が変わってしまった!!!」と思った事が何度かあります。
また、回答を聞かれた彼の友人さんや更にその友人さんから話を聞いた質問者さんのその時の気持ちによって「意味が変わって伝わっている」こともあります。
「意味が変わって伝わる」というのは、今まで私が何度も(苦情を)聞いた事がある現象です。特にとても困っていて相談する場合によくあり、「相手からこんな酷い事を言われて凄く傷ついた」という事がよくあります。
回答者の方に言わせると、「私はその方が訴えているような傷つけるような言い方の話はしていない」「そんな方向の話はしていない。何故そのように聞こえてしまったのだろう」と言う事も結構あります。
イマームも完璧な人間ではありませんから、適切でない話し方だった可能性もあります。しかしそれはあなたや彼を貶めようとして言った訳ではなく、あなた方が良い結果を迎えるように彼も必死で説明したのだと思います。
言葉の選び方が適切でなかったとしても、彼の「気持ち」は受け入れてやって下さい。
身内の味方をしたいのではなく、今までの経験上感じた事です。
> また、男性は宗教や国籍に関わらず、結婚前と結婚後、また子供が出来てからでは言う事が変わってきます。ご自身で判断できるようにしておいた方がいいです。
(↑とびうさぎさん)
実際私も何人かの方からいろんなケースを伺いました。
入信せず普通に婚姻届だけして、旦那さんはハラールカレー、奥さんとその後生まれた子供は「ハラールの制限なく何でも食べる」生活を長年してきたのに、ある日突然ご主人に「今日からウチはイスラームで行くぞ!!お前の名前は今日から○○(ムスリマ名)だ。食事は完全ハラール。礼拝もするぞ!」と宣言され、結婚後10年以上経って突然イスラームの勉強をさせられたのがつい数週間前(当時)、というお宅も。
結婚時は「あなたは入信しなくていい」と言いつつ、結婚後に「やはり妻はムスリマでなくては」と祖国から2人目の奥さんを娶った旦那さんも。
あと、奥さんには「あなたは今のままで構わない(ムスリマになる必要はない、ムスリマになってもムスリマらしいことをしなくてもいい)」と言いつつ、周りには「奥さんをイスラームに入れたい」と愚痴り、イスラーム団体に「妻を連れてくるのでイスラームをいろいろ教えて下さい」と個人的に頼みながら、奥さんには「今日ここで親睦会(!?本当は勉強会です)があって、僕と同じ国の旦那さんを持つ日本人女性が沢山来るから、皆と友達になりなさい」と言って連れてくるケースが何件も。
これが一番困ります。
私達が旦那さんに頼まれて奥さんにイスラームの話をしても、「でも夫はしなくていい、と言うので、私はイスラームはしません」と言われるので、それでは、と普通によもやま話をして楽しく過ごしてもらいます。
何度かそういう事があったので、「え?旦那さんには『妻にイスラームを教えて』と言われているのですが…」とお伝えしても、「いいえ、夫はしなくていい、と言っています」と言われるので、もうこれ以上はその話はできません。逆に嫌がられてしまいますから。
すると後で旦那さんの方から、「私はあなた方に、妻にイスラームを教えて欲しいと言ったのに、何故くだらないよもやま話をして帰すのですか!?あなた方にはもう頼みません!!」と怒られた事が何度もあります。凄く理不尽な怒られ方だなぁ、と感じつつ(笑)。
質問者さんの彼はそういう方ではないかもしれませんが…こういう例がいろいろあるという事は覚えておいて下さい。
普通に日本人同士の結婚でもいろいろ面倒な事はありますからねぇ…
> その国特有の考え方も多々あります。パキスタンはまた、出身地によっていろいろ派閥もあると聞きます。
(↑とびうさぎさん)
派閥もそうですが、「日本国内の在住地域によって考え方が他地域と違う集団ができやすい」ということもあります。どこでもそうだ、ということではなく、「そういう地域もたまぁ〜にある」と言う意味で。
たとえばA地域は「自分(夫)に不都合な知識・情報を入れてきて欲しくないので、勉強会であれ単なるお茶会であれ、同じような国際結婚の奥さんやムスリマ同士が集まる所に自分の妻が行くのを禁止する」男性が多い。
B地域は「男女別室でも、妻を連れて行くのは恥知らずな行為なので(←この地域の住民さん達の独自の意見です)、決して妻同伴では行かないし妻だけ行かせるなんて言語道断」という男性が多い。
地域名は伏せましたが、これは実際にある地域です。残念なことに。
> 今回の結婚の相談も、こちらで書かれたように、ご自身でモスクに行って、男性のイマームでは無くても、女性のムスリムや勉強会の先生にご相談された方がいいと思います。大事な事ですし、伝聞は・・。
(↑とびうさぎさん)
私もそう思います。
「もっと早くこういう場所に来ればよかった」という方が結構いらっしゃいます。
ボーンムスリムや男性から聞くのと成人後に入信したムスリムや女性から聞くのでは「話の切り口」も違っていて、分かりやすいこともありますし。
何か悪い面ばかり書いてしまいましたが、「こういう可能性も将来無いとは言い切れない」という程度に頭の隅にでも置いておいてください。
相談する相手がいなくて、とにかく某モスク・モスクに出入りしている知人に相談し、そこからあなたの電話番号をもらったんです…という、「電話口でしか面識のない」方々、今まで覚えているだけでも約10人程から相談を受けてきました。
私は何かの専門家ではないので、分かる範囲でしかお話できませんでしたが。