|
砕女小屋(かなめごや)
Mine shack women picking ore
運びだされた鉱石は、砕女(かなめ)と呼ばれる女性たちによって、かなづちで1寸(3cm)角位の大きさに砕かれ、色の濃淡によって選別されました。
|
|
銅の製錬
Copper smelting
選別された銅は、多くの工程を経て製錬されました。それは別子だけでなく大阪にも送られて、ようやく製品となったのです。製品銅は、輸出用の棹銅、また国内向けの板状にした丸銅や丁銅と呼ばれるもので、それぞれ形が変えられていました。
|
|
|
|
仲持ち
Transporter
仲持ちとは、運搬夫(婦)のことをいいます。銅山から、行きは粗銅や半製品の銅のかたまりを、帰りには米や味噌などの生活品を運びました。
|
|
粗銅改め
Blister copper weighing
山でつくられた粗銅は、山役人の立会のもとに、つくられた量を計られました。当時、銅山税として、生産量の13%が幕府に納められていました。
|
|
|
|
山神社
Mine Shrine
山神社とは、昔から鉱業を行う者が信仰した大山積神をまつるものです。人々は坑内にこの神をまつり、作業の無事を祈りました。
|
|