東人の新居浜生活/近郊の観光地新居浜市内鉱山鉄道鉱山鉄道(立川〜端出場)


鉱山鉄道(立川〜端出場)


惣開    西原  新居浜駅
 ↑     ↑   ↑
  ← 星越 →→本線端出場 

↑鉱山鉄道跡(本線:山根〜立川)からの続き↓

 「渡瀬」といわれる、山の色が一部異なる場所は、山崩れがあった所だという。
 ここに、鉱山鉄道の落石防止トンネルが見える。

 
 
  龍河神社の少し下、「温泉口」のバス停から川の方に下り、吊り橋を渡った所から少し登ると、鉄道跡に出られる。
 
 【注】
 この地域の写真は新居浜市立郷土美術館主催「紅葉の別子ラインと銅の道を歩こう会」に参加した時のものです。
 鉱山鉄道跡地への立ち入りには住友金属鉱山の許可が必要です。

 
 「温泉口」にば別子温泉の源泉がある。 鉄道跡地の脇に温泉のタンクがあり、ここよりマイントピアとホテル白鳥別館に供給されている。
 黒石駅跡
 
 黒石駅は、明治38年に東平〜黒石の索道が設置された時にできた駅であった。
 索道で運ばれた鉱石は、ここで下部鉄道に積み替えられた。
 
 東平〜黒石の索道は 昭和10年に 東平〜端出場間に変更された。
 その後も支山の西之川鉱山の鉱石を運搬するために使われていたようであるが、昭和32年に鉱石運搬がトラック輸送に切り替わり、黒石駅は昭和34年1月に廃止となった。
  
この辺りでは坑水路が高架になっている。 

山岳部の谷に架かる橋 

橋は現在でも通行可能であった。

  檜尾川橋
 下部鉄道は建設当時、檜尾川を暗渠にして横断していたが、明治32年8月の大洪水により流出した。
 復旧は元の暗渠としてではなく、Iビームの鉄橋として復旧したが、昭和4年に専用鉄道から地方鉄道へ変更された後、安全上の問題があったものと思われ、昭和6年に既存のIビームはそのままに、コンクリートによるアーチ橋として補強された。
 
 鉱山鉄道の跡地はこの先も続き、マイントピア別子のある端出場へと繋がる。


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