タイトル | : 正さなければ |
投稿日 | : 2008/01/18(Fri) 10:19 |
投稿者 | : あぶ管理人 <akira_hamanaka@yahoo.co.jp> |
まず、コーラン雌牛章221を見てください。
『221.多神教の女とは、かの女が信者になるまでは結婚してはならない。仮令あなたがたが気に入っていても、多神教の女よりは信仰のある女奴隷が勝る。また多神教の男が信者になるまでは、あなたがたの女子をかれらに嫁がせてはならない。仮令あなたがたの気に入っていても、多神教の男よりは信仰ある奴隷の方が勝っている。これらの者は、信者を業火に誘う。だがアッラーは寛容に罪を許され、楽園に呼び入れられる。また人びとに、かれの印を明示される。恐らくかれらは反省するであろう。2-221』
また、ハディースでも預言者のもとに多神教徒との結婚を申し出に来た一ムスリムに対して、イスラムになるまでは結婚はできないと答えているのです。
つまり、イスラム教徒同士の結婚が基本(婚姻時、経典の民の女性との婚姻は許される)となります。
アリさんの場合、市役所に婚姻届を提出したのでしょうが、イスラム法上はまだ婚姻できてないと思います。日本では、夫婦のうちのどちらかがイスラムに入信したとか、アリさんのようにイスラム法を知らずに結婚してしまったが、まだイスラム法上、婚姻状態でないというケースもあります。そういう場合、以後、自分自身がイスラム学習はもちろんのこと、相手の方にイスラムを伝えていくようにしていきましょう。
アリさんへ
入信のときに、2人以上の証人の前で信仰告白をしたと思います。2人以上という意味はイスラム社会に対して自分がムスリムの一員であると公表したことになります。婚姻も同様、2人以上の証人を立てて儀式は行われます。二人の婚姻を公表し、イスラム社会から祝福してもらうようにしましょう。