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西正寺
敷島通りを川東の田の上まで東に進むと、道に面したところに西正寺がある。
ここは、かつて宇高不留土居城のあったという八旛神社付近からも比較的近い所にあるが、天正の陣で滅んだ宇高不留土居城主高橋丹後守光国の弟が、一族の霊を弔うために開基した寺である。
「新居浜市史」には以下のように記されている。
法隆山 西正寺 田の上
浄土真宗に属し、阿弥陀如来を本尊として、天正13年(1585年)7月小早川隆景のために敗れた宇高不留土居城主高橋丹後守光国の弟種明(高橋大炊介)は出家して玄亮と呼び、田の上に一寺を建立して住職となったが、当寺はその玄亮の開基したものである。
現在寺内においてめぐみ保育園を経営している。