東人の新居浜生活/近郊の観光地新居浜市内市内散策市内散策(1)

北泉井戸

   別子銅山記念図書館の隣に池のような場所があるが、これが北泉井戸と言われているもので、水が湧き出している場所のようだ。
 リーガロイヤルホテルとイオン新居浜ショッピングセンターの間にも善右衛門井戸と言われる場所が残っているが、昔は新居浜市内にこのような水の湧き出る場所が多く有ったそうだ。
 
 写真の奥の方は水路のようになっているが、その先にも大きな池がつながり、水が流れ出していた。

 2003年2月9日、北泉井戸の前で、早くもツクシを見つけた。

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給水塔

   これは新居浜市内を車で通行していても見かけていたものである。
 新居浜北新町団地の給水塔であるが、上部の形は新居浜の太鼓台をモデルにしたものであろう。
 
 

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こはま地蔵

 江口町の春日温泉近くにお地蔵様が祀られている。

   
多逢勝縁 こはま地蔵

 
 このお地蔵様の建立は天明四年甲辰八月と台座に刻まれております。
 天明四年(1784年)は今から二百年の昔であり丁度その頃天明飢饉がありましたので、犠牲者の供養のため建てられたものと思われます。
 このこはま地蔵は地域の人々の厚い信仰を集め永い風雪を耐えてこられました。
 多逢勝縁とは多くの良い縁に逢うことが出来るという意味であり大慈悲をもって衆生の苦しみを救い悪病の侵入を防ぎとりわけ幼い子供の安泰を守って下さる有難い菩薩であります。
 このこはま地蔵に願をかけると「一つだけの願い」は叶えて下さるという古い言い伝えがあります。
 
 念ずれば花ひらく 
 
 皆様のひそかな、つつましい願いをこめてお参り下さい。そうして末長くお地蔵様を大切にお護り下さる様お願いします。

 昭和五十八年八月吉日
 こはま地蔵 二百年祭  江口昔を語る会建之
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太鼓台格納庫

   新居浜には、各地区毎に太鼓台を格納する場所がある。
 自治会館などに格納スペースが設けられている場合もあるが、江口町には太鼓台専用の格納庫が設置されていた。

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宰之神霊

   河内町の「ファッションセンターしまむら」脇の細道を入ったところにお堂がある。
 扉が閉まっていて中は見えないが、お地蔵様が祀られているようだ。
 
 地図には「宰之神霊」と書かれているが、縁起については不明。

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へんろ地蔵

   久保田郵便局の近く、東川に架かる金栄橋付近にお堂がある。
 「新四国62番札所」と書かれていた。
 
 この中に「へんろ地蔵」が祀られている。
 図書館の資料「ラブ金子ふるさと探訪」に、以下のような説明があった。

 へんろ地蔵

 いつの頃か、生国も名前もわからないが、一人の遍路が金子川の金栄橋付近をねぐらとして住んでいた。
 付近の情け深い人が家に泊めて、家族同様に親切にして生活をしていたが、三ヶ月を過ぎても出ていかないので、遍路を追い出した。ところが、遍路はまた橋の付近をねぐらに住むようになったがまもなく死んでしまった。
 その後、その家に不幸が続き、遍路のたたりであると、地蔵様を祀って霊をなぐさめた。
 その家にはその後不幸が訪れることはなかった。
 昭和3〜10年頃は、夏の旧盆には、この遍路地蔵の祭りがにぎやかにおこなわれていたが、戦後は夏祭りも絶えてさびしいかぎりである。
 この地蔵様、新四国八十八ヶ所の六十二番所である。 

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近郊の観光地/市内