丙申秋 新居浜に遊びて 九十老極堂(柳原極堂)
いつまでも忘れじ秋のこの旅を
【裏】昭和三十四年九月二十一日
新居浜市柳原極堂句碑建立会
【場所】公園広場南山際 (忠魂塔に向かって左側、東屋がある)
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この句は、わが国の俳壇の巨星・柳原極堂が90歳のときに来新された折、旅の喜びを詠んだ句です。
極堂は、慶応3年松山に生まれ、正岡子規とは中学時代からの文友(子規の友人の分類による)。明治30年「ほととぎす」を創刊。昭和7年に上京し、「鶏頭」を創刊しましたが昭和17年に帰郷し、子規会を結成。終生子規の顕彰に尽くし、昭和32年、91歳で逝去されました。
【新居浜市広報1998年11月号より】
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