東人の新居浜生活/近郊の観光地/新居浜市内/萩生寺
萩生寺
新居浜市の萩生にある真言宗のお寺。
萩生寺は本堂に佛眼が描かれた特徴のある寺である。
山門の近くには日本で萩生寺だけにある両面大師像、本堂の周囲約百米の地下回廊に設けられた地下霊場があるという。
真言宗に属し、皇山観音院南之坊と称し、聖観世音菩薩を本尊とし、萩生寺と呼んでいる。
本尊は、仏師安阿弥陀快慶の作と伝えられ、秘仏とされている。
建久年間(1190年〜298年間)中萩の治郎丸本田の地に創建されたが、天正13年(1585年)小早川隆景の兵火にかかり、慶長年間(1596年〜1614年間)元該法師の手に依りこの地に再建された。
境内には鎌倉時代のものと推定される法きよう印塔の台石が残存していて、建久年間当寺が創建されたということを実証している。
また境内に祀られた鎮守金毘羅宮は元禄年間、白堂大和尚の手によって創建されたものであると伝えられている。
萩生寺の東側には大師泉がある。
新居浜の寺院
近郊の観光地/市内