韓国の思い出

J先輩、I ちゃん、りんりんの韓国旅行


 遠い昔になってしまいましたが、昨年の11月に私は韓国旅行に行きました。いえ、研修旅行です。そこで、見て聞いて感じたことを手帳に残していたのですが、なにせそれからいろいろな事件があり、それに時間を割いてまとめるようなことをしなかったのは、単に私が不精だからです・・・。
 しかし、その手帳が、ひょんなところから出てきて、・・・思い出しました。もう時間が経ちすぎているので旅行記にはなりませんが、体験したことをちょっと書いてみようと思います。

     
初体験!エステ TODAMGOL → → GO!
初めてのエ・ス・テ!!日本での垢を落として、うふふふふ、美人になりました。(戻りました?)
屋台の種類   → GO!  
 あれも食べた、これも食べた、って・・・ああ、夜中に思い出すのは毒だわ・・・明日の朝、馬鹿食いしないようにしよう
その他もろもろ   → GO!  
日本と違うところはたくさんあります。外国で夜の町を歩くなら、それなりにその国のことを知っておかなくてはいけないものです。


初体験!エステ ⇒ TODAMGOL

お品書き

ヨモギ蒸し 汗蒸幕 薬草風呂&垢すり&きゅうりパック&オイルマッサージ │ 足つぼマッサージ │ ウブ毛抜き



 韓国といって思いつくものをあげてみると、焼肉、キムチ、エステ・・・。これは私の発想が ヒンソ だからかも知れませんが、国内でエステに行こうと思うには敷居が高すぎて、かつて行った事がありませんでした。

 私が同僚と行ったエステサロンは、ソウル瑞草区方背洞にある「トダムゴル」。(地下鉄2号線25番方背駅の4番出口出てすぐ。ユソンビル地下 1F)
 そこで私は初めてのエステと汗蒸幕(ハンジュンマク)などを体験しました。汗蒸とはサウナのことです。

 汗蒸幕の説明書きより;特殊な石と土を重ねあげてドームを作り、内部を松の木を燃やし温める。汗蒸幕のなかに入っていれば体の芯部まで深く入り込むその熱気によって、血液循環と新進代謝が促進され様々な病気の治療に優れた効果がある。

 この説明書はそのお店で頂いたものですが、「新進代謝」とはおそらく、新陳代謝の事だと思います。
 入るとすぐに、カウンターがありそこで自分のコースを頼みます。いろいろとメニューがあるのですが、そのメニューは・・・汗蒸幕・ヨモギ漢方サウナ・垢すり(テミリ)及びマッサージ・ヨモギ蒸し・漢方パック・石膏パック・ウブ毛抜き(トルポッキ)・カッピング(ブハン)・指圧・マニキュア・ペディキュア・韓定食 となっていました。
 ここでは私たちが体験してきたいくつかのメニューについて、報告します。


ヨモギ蒸し

 まず、更衣室に通され、そこでそのお店のガウンに着替えるよう言われました。そうしてお化粧を落とし、軽くシャワーを浴び、ヨモギ蒸し。
 ヨモギ蒸しは婦人病にも効果があると言われているそうで、ヨモギのほか5種類の漢方材料を燻蒸し、その煙によって血液循環と冷え性、膀胱炎、生理痛、生理不順が改善されるとのこと。説明書きには「夫婦生活にも効果があるとされる」とまで書かれてあります。
 美容室で髪を切るときにかけられる、前掛け?じゃないな、なんていうんだろう、マントみたいな、ああいうものを頭からかぶり首から下は全部すっぽりと隠れます。そして、四角い椅子に座るのですが、その椅子の中は蒸したヨモギの入ったお鍋(?)が入るようになっており、肝心のお尻が座るあたりは大きな穴があいています。その椅子ごとマントの中に入れて初めは熱いその蒸気をしゃがんで体に受ける形になります。
 熱さが和らいできたら、座ります。そうして20分くらいでしょうか、そのヨモギの蒸気を浴びます。・・・・しかし、この蒸気、半端じゃなく 熱い!そういう時はマントの裾を少し上げて温度を調節します。

 ヨモギにアレルギーのある方は決して行わないようにご注意してください。同僚I さんはすっかりアレルギーであることを忘れ、身体いっぱい、蒸気を浴びてえらい目にあっていました。

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汗蒸幕

 いよいよ、汗蒸幕!!ヨモギ蒸しが終わり、ガウン姿のまま麻よりももっと硬いような・・・どちらかと言うとゴザの薄いようなものを頭から羽織り、ドームの中に入ります。同僚の二人は、結構じっとしていたのですが、私は口や鼻から入るその熱気が耐えられないくらい熱くて、いや、熱いって言うか痛いんですよ。鼻なんか鼻血が出るかと思いました。で、3分も中にいられなかったんじゃないでしょうか?はっきりとした時間はわかりませんが。
 羽織ったゴザの隙間から信じられないくらい熱い空気が入ってくるんです。で、そのゴザ自体もひじとか触れるとめちゃくちゃ熱いんです。ゴザを握っている指の関節も熱さで痛いんです。

 どんな状況か想像してもらえたでしょうか?

 そんなつらい思いをしても、しかし私は女。やっぱり、これで身体の中からいらんモンが出て綺麗になるのよと説明されたら、もうちっとがんばってみようと思うんですね。で、再度挑戦!
 が、しかし、やっぱり耐えられないものは耐えられませんでした。ほんの数分、しかも5分とかじゃなくてもっと短い時間なのに、出てきたときは、もう汗だく。o ○麦茶ー!って感じ。(ここでビール!だとなんだか意味がなかったように思えたので)
 それから、ちょっとゴロンと横になって、韓国のテレビを訳も分からず見ながら休憩。

 聞いた話によると、韓国の美人たちは、週に1回程度はこのようなエステに通い、汗蒸幕の中に10〜15分入り(シンジラレナイ!)、出てきて休み、または入り・・・と繰り返すそうです。垢すりも、家でもするけど、やはりしてもらいに来るそうです。趣味で毎日1時間くらい通っている人もいるとか・・・。

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薬草風呂 & 垢すり & きゅうりパック  & オイルマッサージ

 韓国エステにおいて、垢すりを経験しなくては、来た甲斐がありません。しかし、まず、その前に薬草風呂。ひろーい、お風呂場に石でできた浴槽がいくつかあり、シャワーも数台。そして奥にはベッド。

 お風呂は、まぁ、要するにですね、麦茶のパックみたいなのに薬草が詰め込まれていて浮いてるんです。それがまた、いい香り。健康的だなぁという気になります。そこではあまり長居せずに、どやどやと大きな声で話しながら入ってきたおばちゃん達に呼ばれます。

 いよいよ、垢すり!まー、おばちゃん達の手際のいいこと。すりすりすりすりすりすりすりすり・・・。相変わらず、大きな声(もちろん私たちには理解できません)で話しながら3人のおばちゃん達は私たちをすりすりすりすりすりすり・・・。そうして、必要なときだけ、(例えば、横を向いてくださいという時)はっきりとした日本語で「横」とか「前」とか言います。(たぶん日本人のお客さん向けにそれだけ覚えたんでしょうけど)
 今まで、大声でしゃべったり笑ったりしてたのに、いきなり、「横・・・。」という日本語が入ってくるのは、妙におかしかったですねぇ。

 その後、顔をきゅうりパック、身体はオイルマッサージ。きゅうりパックと言うと、私は想像していたのとちょっと違いました。というのも、輪切りにしたきゅうりを貼り付けていくもんだと思っていたんですが、ここのきゅうりはすりおろしてありました。オイルマッサージのほうは、ジョンソンベビーオイルのようでした。これもまた、注意しないと、ジョンソン&ジョンソンのベビーオイルにアレルギーのある、K先輩はオイルの塗られた体中が赤くなってしまいました。垢すりの後だから余計に敏感だったのだと思われます。しかし、顔はきゅうりパックだったから大丈夫でした。
 おばちゃん達の手厚いおもてなしが終わり、シャンプーリンスでお風呂場を後にしました。

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足つぼマッサージ

 足つぼマッサージも、前から いいよ と聞いてはいたものの、日本でわざわざ行く気にはなれませんでしたが、こんなに気持ちがいいならまた日本でも行きたいなというのが正直な感想です。
 最初はとても痛くて、お姉ちゃん、ちょっと痛いよぉ・・・と心の中で思っていたのです。(足つぼマッサージは、おばちゃんではなく、お姉ちゃんでした)しかし、しばらくすると、それが快感になり、私はいつのまにか眠ってしまいました。
 気がつくと、枕が替わると眠れないと言っていた、I さんまで「グー・・・。o ○」。その隣では、同じくJ先輩も気持ちよさそうにして・・・・あれは寝ていたのでしょうか?よく分かりませんでしたが、それくらい気持ちがよかったんです。

 日本に帰ってから、大阪なんかで 「足つぼマッサージ」 の看板を見ると行きたいなぁと思いますが、・・・戻ってみるとやっぱり、日本でわざわざ行かなくてもいっかーっていう気になっているところが貧乏臭いですよね。 

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ウブ毛抜き & ヨモギパック & マッサージ

 ウブ毛抜きは二本の糸?のようなものを使っていました。それを両手で器用に動かしながらお姉ちゃんがウブ毛をはさんで抜いていくのですが、その際にパチパチッパチパチパチパチッという音がします。
 顔はちくちくとした痛みがありますが、我慢できないような痛みではありません。眉毛の付近とかは、多分、抜く毛と抜かない毛を分ける必要があるからだと思いますが、とても慎重にはさんでは、パチッパチッと抜いていきます。これまた、手際がいい!

 そうして、顔をまんべんなくやってもらった後に、ヨモギパック。(ここでも、同僚I さんはヨモギを塗られ、かわいそうなことになりました。)でも、ほとんど目をつぶっているので何をされているのかよく分かりません。パックを落とした後は念入りにマッサージ。ほかほかタオルをのせてもらったりもしました。普段、家でこんなにいたわってもらったことのない、私の肌はさぞかし喜んだことだと思います。
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 こうしてすべてのコースが終わり、髪の毛を乾かして着替え、終了ー。

 しめて100,000ウォンでした。

屋台の種類 

お品書き

おやき │ おでん・ギンナン・焼き栗・干物 │ ねぎま │ たいやき │ トッポッキ │ ダンコォン │ インスタントラーメン



 至るところにある、屋台!屋台!屋台!とにかく、日本だったらお祭りでもない限りそんなに屋台なんて出ないですよね。
 韓国では、屋台は人々の生活になくてはならないものみたいです。朝ご飯をとる屋台も見かけましたし、買い物に行って、ちょっとおやつ・・・とか。喫茶店に入るのも面倒なときに、あれらの屋台はいいのかもしれません。

 しかし、韓国の人たち、太っている人、いなかったように思ったんですが、あんなに食べ物に始終囲まれているのに、どうして太らないんだろう?
 不思議だー。


おやき

 この、おやきは私たちが、ソウル市内に入り初めて買い物をした 仁寺洞(インサドン) で買ったものでした。焼き餅に近いもので中には甘い木の実などを煮たようなものと餡が入っています。いやらしい甘さではなく、価格も手ごろ。
 500ウォン・・・というと、50円ちょっと。小腹がすいたら買おうかなという気になりますよね。日本だったら、たこ焼きなんか、300円とか500円とかするでしょ。

 仁寺洞では、韓紙(カンジ)を買ったり、陶器を買ったり、お茶を買ったりしました。そこで初めてガイドさん以外の方と話す機会があったのですが、日本語が通じるんです。・・・外国という感じがあまりしないんです。
 韓国に行かれた事のある方なら、分かっていたと思いますが、値段なども日本円に換算して大体の値段を言ってくれます。不思議でしたねぇ。

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おでん・ギンナン・焼き栗・干物

 私たちが宿泊したのはロッテホテル新館でした。そこから歩いていける所に 繁華街があります。明洞(ミョンドン)というところです。

 夕食を求めに歩いていくと、屋台がたくさん並んでいました。
 ぎんなんは焼いてあるのかな、それを串に何個も刺してあったり、紙コップのような入れ物に入れてあったり。同様に、焼き栗も何個か紙コップのような入れ物に入っています。私は、この、ギンナンにはまってしまいました。いずれも2000ウォン。

 そして、おでん干物はその他のものに比べてたくさんのお店が出ていました。おでんの中身ははんぺんみたいなものだったり、蒲鉾みたいな練り製品だったり、ちくわだったり。干物は魚です。何の魚かまでは分かりませんでしたが、そういった屋台は他に比べてちょっと大きくて、人が集まってその場で食べていました。
 価格は500ウォン〜。

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ねぎま

 大きな字で「やきとり」とか「ねぎま」とか、どうどうと日本語で書いてあるところに、地元の人たちが並んでいるのでこれはおいしいに違いない!と早速私たちも並び、出てきたのは、鳥ではなくて、豚肉がねぎと一緒に串に刺されて焼かれたもの。これは「焼き豚」?なんじゃないかと・・・・。
 これも明洞の繁華街で頂きました。が、屋台ではなくて、お店で売られていたもので、昔っからやってますよっていうおばちゃんとおじちゃんが、ふたりでやっているようなお店でした。
 味付けは、塩コショウといったシンプルなものだったと思いますが、できたてを頂くので、バーベキューをしに行ってすぐ食べたときの感じ。ソウルは寒かったですから(11月でした)、ほかほかは特においしかったですよ。
 1本1000ウォン。

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たいやき

 たいやきなんて、日本でも食べられますが、梨泰院(イテウォン)で食べたたいやきは、日本のみたいにしっとりしていなくて、皮はパリパリ、少し小さめ、4個一組、ぎっしり餡子・・・というような特徴がありました。
 われわれの前に行ったA班の人たちに「絶対食べたらいいよ!」とお墨付きをもらっていた、そのたいやき君。さすがにお奨め品だけあっておいしかったです。皮がパリパリなのに、中の餡子はトロッとしていて、気をつけないと舌をやけどしてしまいます。(←やけどした人)
 値段も本当にお手ごろ。4個ぐみですから、2〜3人で行ったら1個と少しずつ分けてちょうどいい感じですね。
 4個1000ウォン。

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トッポッキ

 あれは・・・、何でできているんだろう?と今も思いますが、特にどの辺りでと言うことなく、いたるところで見かけました。調べてみたところ、トク というのはお餅の総称でそれをコチュジャン(唐辛子味噌)で炒めたものを「トッポッキ」というのだそうです。唐辛子味噌!と言っても辛くて食べられないような事は全然ないです。このトク は他にもいろんな方法で調理されているそうで、私たちが見たのは、ほんの一部だったみたいです。
 さらに、聞くところによると、女性にとても人気の食べ物だとか。うーん確かに、唐辛子が入っているからカプサイシンも当然入っているわけで、お餅といえどあんまり太らないのかもしれませんねぇ。カプサイシンは身体のエネルギーの消費を助けるとか言われていますが、胃の弱い方には向いてないと思われます。(お・・・、薬剤師ジャン!)
 一皿 1500ウォン。

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ダンコォン

 これも、結構いたるところに売られていたように思ったのですが、ダンコォンは、いろいろな種類の味があるようです。私が見たのは、ピーナッツがまぶしてあるもの、胡麻がまぶしてあるもの の2種類。何にまぶしてあるのかというと、飴なんです。かたーい、細長ーい、飴。で、それが結構山積みにされて売られているのです。ランダムではなく同じ方向に積み上げられています。・・・正直な感想、あれはあんなに積み上げられて一日で売り切れるものなんだろうか?。
 でも、見ていると、チョコチョコと買っている人がいるんですね。だから、韓国では結構、日常的なおやつなのかも知れません。
 2本で1000ウォン。

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インスタントラーメン

 日本でラーメンの屋台と言うと、頑固そうなおっちゃんが、だしにこだわって・・・とか、ラッパが聞こえてきて車に乗ってやってくる・・・とか、そういうのを想像しますよね。
 韓国ロッテホテルの側で見た、ラーメン!200円!と大きく日本語で書かれた屋台は、インスタントラーメンをどうどうと出していました。というか、ラーメンの屋台でそれは、あんまり珍しくなかったんです。
 確かに、生麺をゆでて作り、だしをとって・・・と言うものだと、200円ではできません。値段的には妥当な食べ物です。
 日本ではあまり聞きませんよね、インスタントを商売にしているラーメン屋さんって。でも、どこかで飲んで、その後にラーメンを食べるとしたら・・・・?家に帰ってからラーメンを食べるとしたら、インスタントだなぁと思って、妙に納得した私でした。

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その他もろもろ 

お品書き

日本人は、見て分かる。 │ 夜のタクシー │ Japanese検定 │ キムチの種類 │ 客引き │ アルバム作り


日本人は、見て分かる。

 ガイドさんから聞いたお話です。
 韓国の方と、日本人、やっぱり似てるなぁって思ったんです。外見。しかぁーし、韓国の方は日本人観光客を見て、「あ、日本人」って分かるんだそうです。
 「どういうとこで分かるの?」と聞いたところ、しぐさや服装から。服装は、確かに、国によって違うと思うんです。しかし、しぐさって言われるとね、よく分からない。私はもっと韓国の人たちの行動を見てくれば良かったと思いました。地下鉄とかも乗ったんだから。
 韓国の交通機関は地下鉄がとても便利でした。ソウル市内は、ほぼ、500ウォン(日本円にして約50円)でした。しかーも、乗り換え放題。バスは複雑で、私たちみたいな観光客にはなかなか難しいかもしれません。(バス300ウォン)

 外国人が日本に来たときにちょっとでも日本語を話そうとしてるのを見かけますが、韓国で、通じるから・・・だと思うのですが、簡単な「こんにちは」(アンニョンハッシムニッカ)や「ありがとう」(カムサハムニダ)さえ韓国語を使わない日本人が目立ちました。
 それが悪いか?と言うわけじゃなくて、違う国にきたら文化や言葉、ちょっと使ってみるのも楽しいんじゃないのかなと・・・思うんですけど。

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夜のタクシー 

 韓国のタクシーは、皆さんご存知かと思いますが、「模範タクシー」と「個人タクシー」と「営業タクシー」に別れています。それぞれの見分けは、車の色、上についてる電灯の色で、すぐそれとわかります。
 「模範タクシー」はボディーが黒。運賃は、3000ウォン〜。相乗りはなく、安心した乗車ができるとのこと。
 「個人タクシー」や「営業タクシー」は電灯が青か白、または細長いという特徴があります。運賃は1300ウォン〜。ソウル市民が一般的に利用するタクシーで、安価。でも相乗りは当たり前で、先客の行き先とさほど違わなければ、他のお客さんも乗せてしまう!夜間は割増料金がつきます。
 ガイドさんからは、あまり、模範タクシー以外は乗らないほうが・・・とすすめられていましたが、そんな事言ってられない事態に・・・。

 東大門市場(トンデムンシジャン)にあるファッションビルを目指し、ホテルからは地下鉄で出かけたのですが、到着は21時。え?って思うでしょ、日本だったら。ところが、そのファッションビル、なーんと、夜中に開店しているのです。もちろん昼間も開けているのですが、夜中に開いているお店がたくさんある・・・と表現したらいいのでしょうか?
 まず最初に行ったファッションビル、「コピョンプレヤー」は22階建てのビルで、上はマンションになっているとか。そこで2時間のショッピング。次の「ミリオレ」で、また2時間。本当はもう一つ、ビルを回りたかったのですが、さすがに体力切れ・・・。だってその日もお出かけしまくった後の、ショッピングだったんですから。

 さて・・・と、午前1時くらいになってからわれわれ、ようやく、帰ろうかぁーと思ったわけです。23時までで地下鉄が終わっているのは承知の上の行動でした。タクシー拾って帰ればいいわ! この時はまだそう思っていたんです。とりあえず、どこにタクシーが止まっているのか見当もつかず、近くの駅に向かったのですが。

 ここでも、ちょっとカルチャーショック。大きな道路には、横断歩道がないんです。で、普段使われている地下道もこんな遅い時間は閉鎖されているのです。駅は見えているのに、そこに行くのに四苦八苦。御堂筋くらいある道路が2本並んでいるようなところを、「今じゃー!」って3人で走って横断したりして。(危険ですので真似しないで下さい。)
 それに、よくよく考えると韓国の車は左ハンドル右側通行で日本と逆。気が付けば、どう考えてもホテルのほうに行ってくれるタクシーは通らない一角に立っている私たち。ヒョエー
 タクシー待ちをしているらしき人の群れを確認して、またも、「ぎゃー!」とか言いながら道路を横断し(危険ですので決して決して真似しないで下さい)、何食わぬ顔でタクシーを待ち始めたのですが、これがまた、なかなか通らない。
 さらに、神様は私たちに試練を与えてくださいました。その日の気温は零下。タクシーが通るのを待つのにじっとしていると、顔がピリピリしてくるんです。

 ホテルのある明洞(ミョンドン)の方向は「これであってる?」と近くにいたおじさんに尋ね、あっていることを確認して、とにかく少しでもホテルに近づこうと努力する私たち。しかし、上に書いたとおり、「相乗り、オッケー!」と言いたくても、私たちは3人で行動していたためお客さんは一人のタクシーでしかも明洞に向かってくれるのを探さなくてはいけません。だんだん寒さも頂点に達しつつ・・・さらにタクシーを捜して歩き・・・。

 幸いにも、私たちの試練は終わりました。空っぽのタクシーが通ったんです!! やったー!
 タクシーの中で言葉少なに、寒かったね、本当に良かったね、とほっとしながらお互いの無事を喜び、やっとホテルに到着。

 タクシーを降りてから、ホテルのエレベーターの中で、さっきまでの状況を「いやー、運が良かったヨネ!」なんてお気楽に話していると、一緒に乗っていた日本人のビジネスマンがポツリと、「・・・それは幸運です。」と言って降りていきました。彼が降りた後、私たちは無言でした。

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Japanese検定 

 私たちについてくれたガイドさんはとても日本語が上手でした。とても人がよさそうで、親切。それに、とても賢そうな感じが見るからにあふれているような人でした。
 余談ですが、彼女の持っている携帯を見せてもらったのですが、日本のものよりもちょっと重たくて、彼女も「日本の携帯電話はとても軽くて性能がいいですよ。」と言っていました。日本の携帯電話も表示が日本語と英語と変えられるものがありますが、韓国のはもちろん、韓国語と英語で変えることができるとのことでした。

 その彼女がもっている資格は、日本語検定1級。どういうテストなのか、興味があって聞いてみたところ、1級から3級まであり就職にも関係するそうで、テストの問題には日本の諺なんかも出てくるとか・・・。げっ・・・もしかすると私、3級も受からないかも・・・。

 確かに日本語はいたるところで通用しました。中でも驚いたのは、帰りに寄ったキムチやさんのおばちゃんの話す言葉でした。
 そこではキムチや海苔のいろいろな種類を説明してくれて、お土産用に売っているキムチの試食もさせてくれます。残念なことに帰りのマイクロバスに酔ってしまった私は、そこにつくとすぐさまトイレに駆け込まなくてはならず、キムチの匂いを嗅ぐだけで「むむむむ…」。ただ説明だけは聞いていました。

 で、おばちゃんの話す言葉なんですが、びみょーーな言い回しも全てマスターしていて、ノリがまるで大阪のおばチャンなんです。みんながおいしそうに試食している中で、一人悲しい気分の私に向かって、「車酔いしたときに、キムチを食べたら楽になるんだよ、これが昔から。」と言っていましたが、それは絶対うそだと思いました。

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キムチの種類 

 キムチは発酵しているものですから、密封してあっても、暖かいところに置いておかれるとどんどんガスが出てきて膨らみ、袋が破裂してしまうこともあるそうです。聞いたところによると飛行機の中で、キムチが気圧の変化などにより爆発した場合、罰金を取られるとか。だからその店では真空パックになったキムチをすすめられました。

 そうそう、デパートをうろうろしていた時、電化製品の売り場でめちゃくちゃでっかい冷蔵庫を見ました。それ、実は家庭用のキムチ専用冷蔵庫だったんです。はー、さすが韓国。キムチは生活にあって当たり前の品なんですね。だからなのか、お店で食事をしたときは、つきだしのように数種類のキムチやナムルが出てきて、それがなくなると同じモノがどんどん出てくるんです。それに関しては、おかわり自由なんです。つまり、大量に作っているってことですよね。

 さらに、写真を撮るとき。日本では「ハイ、チーズ!」とか言いますよね。それが「キームーチ!」で撮るんですよ、韓国。私たち、韓国で写真を撮るとき、しっかり、「キームーチッ!」って撮っていました。

 ほんで、キムチの種類。たっくさんありましたねぇ…。きゅうり、白菜、大根、明太子唐辛子?、イカの塩辛みたいなの、魚の内臓…。王宮キムチとか言うのもありました。キムチのお店だけでこれだけあったのだから、家庭内ではもしかしたらもっと違うキムチがあるのかもしれないなぁ。
 韓国のキムチってそんなに辛くないんだ・・というのが感想でした。なんていうか、辛くて汗かきながらの旅になるのかと思ってたんですが。あと、ナムルもおいしかった。豆もやしとか、葉っぱ、山菜のナムルが、たーくさん出てきました。あれはまた食べたい。あれって、家でも作れるんですよね?

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客引き 

 帰る日の朝。私たちは「なんでもそろう!」南大門市場(ナンデムンシジャン)に出かけました。もちろん当たり前のように食べ物の屋台も出ていましたが、それ以外に、店の多さ、品数にびっくり。店は、ひしめくように立ち並んでいるんです。で、やっぱり、ガイドさんの言うとおり、日本人は見て分かるのでしょう、早速声をかけてきてくれるわけです。その、声のかけ方が、ちょっと笑ってしまう…。
 ブランド品の模造品が売っていた店を通りかかったとき(これは違法ですよ!!!)、店の中から、「かばんあるよ!」と言う声。ふりむいて、その声の主を見ると、「偽物ばっかりあるよ!」…駄目ジャン。さらには、「うちには、偽物しかない!」とか。(いばるないばるな…)
 私たちはあいにく(?)ブランド品に興味がないので、この手の誘いに何の興味も湧きませんでしたが、笑ったのが、「本物の、偽物あるよ!

 えーっと、どういうことでしょうか?

 どのお店もとにかく客引きの強引さといったらすごかった!ひっぱていかれちゃうんです。「お久しぶり〜。」なんて言いながら。一番訳わかんない勧誘の言葉、「棚からぼた餅だよ!」「あなたの瞳に入りたい」  なんじゃそら?  ある意味、商売熱心と言うことなんですかね?

 皮の手袋やスカート、コート、その他の衣類、靴、金物、日用雑貨などなど、それから、お土産にも良い海苔、唐辛子(そうそう、ここで唐辛子ペーストを買って帰り、父はコンデンスミルクと間違ってイチゴにかけたのでした)、マツタケ(時季でないときは冷凍のマツタケが売られているんです)、ほんとーに何でもある!
 J先輩の買い物は豚足、豚耳、豚舌、豚の腸詰。総額40000ウォン。それぞれ、煮付けてあるんですが、腸詰は麺や飯が詰め込まれてあるもので、1kg5000ウォン。J先輩はチャレンジャーだから、喜んで食べてはったんですが、私はどうも見た目で駄目でした。あの市場はもっとゆっくり見たかったです。

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アルバム作り 

 あれは景福宮(キョンボックン)を見学に行ったときのこと。カメラマンとスタッフ、数人に囲まれて民族衣装を着た男女が二人、何かの宣伝のようにポーズをとって写真を撮ってもらっている場面に出会いました。「あれは、芸能人か何か?」とガイドさんに尋ねると、ふつーの人たちだと教えてくれました。
 普通…といっても、その男女二人は結婚を控えた二人に違いないのだそうです。韓国では結婚前にこのようにして二人で、もしくは一人ずつで写真に収まり、自分たちだけの記念のアルバムを作るのだそうです。でも、見ていてこっちがちょっと恥ずかしいくらい、ポーズとるんです。木の陰からのぞいたショット、二人で手をつないで見つめ合うショット…などなど。
 新婚旅行に行ってもそのような写真を撮るそうです。

 うーん、でも、ダーリンとそんなアルバム作るのもいいかなぁなんて思ったりして。多分、ダーリンは嫌がるでしょうけど。つまんない。
 自分の子供が生まれて、さらに孫ができたりして、結婚式とは別に、新婚のころの二人の写真がたくさんあったら、楽しいかもなぁ。

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