遠距離恋愛の実像01年5月まで

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01年3月20日

 まー、世の中にはきっとたくさんの遠距離恋愛中の方、経験者、いらっしゃるかと思うのですが、喧嘩したときの対処ってどうされているのでしょうか?そらもちろん、喧嘩なんかしたことないわよって言う方々もいらっしゃるんだと思うんですけどね、まー、りんりんとダーリンは派手にやらかす方ですので、しょっちゅうなんですよ、喧嘩って。
 このコーナーを読み返しただけでも、おお、そういうことがあったなぁなんて思いますし、書いてるのは氷山の一角。マー埋もれた喧嘩もたっくさんです。

 ダーリンが… そつぎょー!なんて騒いだ、まさにその後、ダーリンとりんりんは、1ヶ月以上ぶりに会えたのですが、またまた、とっても大きな喧嘩をしでかしてしまいました。ソラもう、寒いくらいに。

 やっとやっとやっとやっと、卒業だー!うううこの3年間、待った甲斐があったわぁ、これでやっと結婚への階段を一歩登れるのねっていう思いでいっぱいのりんりん。

 やっとやっとやっとやっと、卒論終わったー!あああぁぁぁ、しんどかったこの数ヶ月から、やっと開放されるぅーっという思いでいっぱいのダーリン。

 このぶつかり合いでした。りんりんにしてみたら、3年も待ったんだから、早く結婚の話をしようよってもんですが、ダーリンはちょっと今はぐたーッとしたいよってわけ。

 一旦、喧嘩に拍車がかかると、他に喧嘩に参加している人がいるわけではないので、もー止まらないんですよ。あとは言葉尻捕らえ合戦の始まり。
 さっきああ言った、言い方が悪い、言ったタイミングが良くない、そんな言われ方したくない…もう限が無い。

 そうして、お互いが一番腹が立った相手の言った言葉を覚えていて、「……は無いやろ。」となる。りんりんはいつもながら、興奮すると涙が出てくるから余計に興奮しているように見える。ダーリンはだんだん、話すのさえメンドクサイっていう態度を取り始める。
 今回はネックになったのが、『 結婚 』だったわけですが、ダーリンはりんりんに向かって「まだ実感が湧いてこないから考えられない」と言った上で「嫌々だけど考えてやってもいい」と付け加えたわけです。
 ほんで、りんりん、怒ります。「嫌々なんだったら考えてもらわなくっていい。自分で本気で考えてくれるまでいい。そんなんだったら、別に結婚は何年先になったっていい」と勢いに乗って言っちゃった。

 反省点
 りんりんは、ダーリンが卒業に酔いしれたい時間をもっと取ってあげるべきだった。
 言い過ぎてはいけない、売られた喧嘩を買ってはいけない。

 要求点
 ダーリンはりんりんが何を待ち望んできたのか分かっているならばそれに応える努力をすべきだ。

 しばらく(4日間)、電話、Mailの一切が途絶えました。ここ数年間、4日間も連絡を取らなかったことなんて香港に社員旅行に行ったときでさえありませんでした。
 どちらにしても、ダーリンはその週末、友達と卒業旅行に2泊くらいで出かけその後飲み会で帰ってきたら寝て過ごす…(予想)というスケジュールが詰まっていたはずなので、電話なんかしたところでどうせ相手にはしてもらえなかったと思います。

 初めのうち、りんりん、もう投げやりでした。もういいよ、もう結婚なんかずぅーっと後でも別にいい、仕事をバリバリして資格もたくさんとって、なんだあんな奴、もう知らんわ!…とか考えていました。が、だんだんと自分が待っている事に意味を感じられなくなってきました。気持ちが乗らないからとか、実感が湧かないからといういいかげんな無責任さのせいで、どうして結婚を無期延期されなきゃならん?!

 そこで、りんりん、ずっと前にもしたことですが、出す予定の無い別れの手紙を書きました。泣きながら切々と書きました。(今回は書くといってもPC内にwordでうったのですが)
 手紙の内容には、ダーリンと過ごしてきて楽しかった思い出、今までどんなふうに思いながら3年間を過ごしてきたか、どんなことが支えになって待っていられたか、何が耐えられなくなったのか、今現在ダーリンのことを好きか嫌いか、別れてからの自分達について…と、本気で別れるつもりで書きました。

 手紙を書いただけではなくて、たくさん考えました。どうしたらダーリンとりんりんはうまくいくのかな?って。相手を傷つけたり意地悪なことを言わないようにはできないのかな?って思いました。

 そうして、5日ぶりにダーリンと話をしました。なるべく言葉を選んで、自分が言っていることを相手に分かりやすく伝えられるように、意地悪に聞こえないように、気持ちを話しました。最初のうちは“エキサイティング”の兆しがありました。りんりんは勢いに乗って変なことを言い出さないように、自分の書いた手紙を見ながら話をしました。

 で、話をしてみるまでやっぱり意固地に思い込んでいた事というのも、見つかっちゃいました。4日間の断絶の直前に、ダーリンがMailに「結婚がどうでもよくなったとかいうのはいいとしても、付き合っているって事をどうでもよくして欲しくない。常に付き合っているって事の意味を感じさせて欲しい。」と書いてきていたのですが、りんりんは『結婚の事を真剣に考えられないとか言われたら付き合っている意味なんか無いじゃない!』と一人、むかついていたわけで…。
 5日ぶりのダーリンに「その意味ってなんなの?」と聞いたところ、「楽しい事も、悲しい事も、嬉しい事も、嫌な事も、全部一緒になって感じてくれるのが彼女だったり彼氏だったりするんだと思う。」とのお答えでした。

 結婚を意識しすぎるあまりに、もともとの事が抜けてたのかなぁと思い…そう思うと、自分の書いた手紙が独り善がりの所が多い手紙に見えてきました。…反省

 とーころがです!今度はダーリンがため息をつきながら、「俺とりんりんは結婚してもいいんかなぁ…」とため息混じりに言うんです。せっかくりんりんは反省すべき点が見つかり始めているというのに!それに、なんだ!それ!?結婚してもいいのかどうか?って!?

 「傍目に見ても、おまえら結婚はやめておけ、絶対合わないんだから…っていうのあるやろ?」と言うダーリン。
 「じゃぁ、ここまで合わなかったらあかんとかいう限度って何が目安になるの?」とりんりん。
 「…いや、それは分からんけど」とダーリン。
 「ダーリンは、自分と 合う人を探すっていう言い方だけど、りんりんは違う。りんりんはダーリンとうまくやっていく方法を探す。ダーリンとどうやったら仲直りできるかを探す。」
 だと思いません???別に他の誰かでもいいんだったら、もっとずっと先に私はダーリンとの結婚を諦めて別れ、違う人と違う道を進んでいると思います。

 以前にも書いたけれど、誰でもいいわけじゃないと思うんですよねぇ。

 それからダーリンとりんりんは、またラブラブに戻ったわけです。めでたしめでたしとなりますかどうか、それはこれからのお楽しみ…(むむむむー、私はとっても不安だけれども)
01年2月23日

 夫婦共働きってすごいなぁっと思うんですが、現在のご夫婦で夫婦とも働いている方々の割合ってどんなかんじなんでしょう?りんりんの職場は主婦がほとんどです。薬局長なんか、めちゃくちゃ忙しいのに小学生の子供さんがいて、しかもPTAの役員までやってます。

 まぁ人がどうだからってことはないんですが、ダーリンは「家にいてくれ派」です。ただ、私は結婚しても将来的に薬剤師を続けていきたいと思っているので、働くわよ宣言をしたら、案外とそれは認めてくれています、今のところ。こういうのも、付き合っていく上では、きちんと話し合っておかないと、すれ違う点になったりしますよねぇ。

 夫婦共働きをして稼ぎが旦那さんだけではなくなってしまったら、亭主関白は失われるんじゃないかって、ダーリンは心配してるんだと思います。稼ぎだけが尊敬される父、夫の要素ではないと思うんですが、要素の一つではあるんでしょうねぇ。亭主関白とか、私、悪いとは思わないんです。子供ができたときに、やっぱり母親なんかよりも父親に叱ってもらったら、子供は素直に聞く…っていう方がいいとおもうし。

 最近、ダーリンの周りでは、父親に「ビールを持って来て」と言われたらめちゃくちゃ腹が立つとか言う後輩の女の子達が増えているそうです。

 ダーリンは、なんじゃそら?ってかなり討論をしたらしいですが、私はぁー、そうだなぁ…感想としては、そうなのねーくらいで。ダーリン、私が結婚してから「ビール持ってきて」って言ったらむかつく女なんじゃないかって心配してたみたいです。…どんだけ広い家に住ませてくれるつもりなのか知りませんが、ビールくらいは持っていってあげますよ。

 っていうかね、ビールの話にしても、離婚するにしても、話し合うってことをするかどうかは、相手のことを好きかどうかによると思うんですよね。だって、離婚しないように話し合おう!なんて好きじゃなくなった相手とできないでしょ?その前には、嫌いにならないようにお互いの嫌なところを直そうねって話し合いがいつかあったはずで、それさえ、別に直してくれなくてもいいって思っちゃったらそれで終わりなわけだし。
 ビールを持ってきて と言われて、そんなことくらい相手にしてあげようとか思えないってのは、相手のこと、好きじゃない、大事じゃないってことなんじゃないかしらって思うんですけど。

 本当に人の事を好きになれるかどうか、そういう相手にめぐり合えるかどうか、…もしくは私は私と同じように、人を好きになることが大切だと思える人に逢えるかどうか…つまり、ダーリンはそういう人かどうかってこと、重大ですよねぇ?
01年2月15日  さらに、うわ!もう2月!

 年始をとおに過ぎ、早くも今年も花粉症の季節がやってまいりました。全国的にインフルエンザの蔓延は例年に比べて少ないように見受けられますが、皆さんの地域ではいかがでしょうか?

 21世紀も、ダーリンとりんりんは、喧嘩しながら仲良く遠距離を続けていますが、今年はなんと言っても、大きなイベントが控えているのです〜♪

 ダーリンの 卒業ぅ〜 るるるる〜♪


 うううううううう…苦節の数年間!やっとこれで報われるぅ…
 なーんて問屋がおろさない。だってダーリンはまだまだ、社会人としての経験は無く、ダーリンにしても、りんりんの父・母にしても、…ちょ、ちょっと待て なのです。

 今年、目出度く、29歳を迎える、りんりん。どうやら29歳のうちには、結婚できるかどうか怪しい雲行きになっているのです。

 んー…、正直なところ今は複雑な心境です。結婚は20代のうちにしたいとか、ここ最近あまり思わなくなってきたのも事実であって、ただ、こう、なんの目標も無く仕事をして…といった状況に、飽きてきているのも事実なんです。

 何が言いたいのか、つまり、もちっと真剣に、将来の計画をダーリンに考えておいて欲しいってことなんです。不安?というよりもねぇ、私の人生の計画が建たないじゃないのよって感じですかねぇ。卒業して今すぐに結婚なんかはお金もないわけですから、できるわきゃ無いのはわかってんですよ。でもでも、楽しみなことは早く考えたいじゃないですか!

 あ、もしや、ダーリンにとっては結婚なんか楽しみじゃないのかも?いやいや、そんなはずは無い。

 よく、テレビでやってるでしょ、アンケート。愛か金か、みたいなの。あれで、独身女性はほとんど、「愛」と答えるのに対して主婦は「金」と答える。この現象は私の職場でも出ています。あまり、いろんな話を聞くと結婚に対しての夢がなくなるよねって、後輩のTっちと言っています。

 これは女性だけに言えることではないみたいです。昨年夏の同窓会の時に、美人の奥さんを連れてボーリング場に現れた同級生の某男性が、「結婚は疲れる」というようなことを、別の表現で言っていました。

 …こんなにこんなに、遠距離恋愛を続けてやってきたのに、なんか、結婚ていいモンじゃないのかなって気がしたりして。
00年12月28日  うわ!もう年末!

 早いもので、もう年末!

 当然、Xmasも終わったわけですが、皆さんはどんな風に過ごしておられたのでしょうか?

 ダーリンとりんりんのXmas、今年は関西でした。つまり、ダーリンがこっちに来てくれたわけです。宿泊先はもちろん・・・うち=私の実家!(ダーリン出世したもんだ)

 22日の夜、ダーリンは研究室が終了後すぐ、電車に飛び乗ってこちらに向かったわけですが、到着時刻、新大阪23:25でした。私は新大阪までお迎えに出かけていたのですが、今の時期、テレビのCMでも流れている・・・
 「♪きっと君はこなーいー・・・一人きりのXmasEve・・・」

 新大阪構内に、何回も何回もしつこいくらい流れていました。でも、あれって確か、JR東海じゃなかったっけ?と疑問をかかえつつ、いやーん、まるでCMみたいじゃないのーとか思いながら、切符売り場で【入場券】を120円で買い、中に入ったりんりん。まさか、ダーリンもホームにまでお迎えに来てるとは思うまいー!脅かしちゃおうじゃないのぉ!
 きっと、ダーリン、驚くし、喜ぶに違いないわ… うぅぅぅ〜ん、演出ばっちしじゃんか。

 ところがね、時間が時間だったわけで、新大阪どまりの新幹線ばっかりなんですよね。で、次に入ってくる新幹線は、どちら向きに走っている新幹線なのかさえ、表示を見ても分からない…うぅ。
 普通は次に入ってくる新幹線の出発時刻が表示されてるから、だいたいの到着時刻がわかるでしょ?でもね、新大阪止まりとか回送とか、出発しないのばっかリだからそれもわからない!

 今いるホームはどっち行きのホームなの?ここで待ってたら新幹線は23:25ごろに入ってくるの?・・・何本もあるホームの中からなんとなくで選んだホームにしゃがみ込んで、駅員さんが通りかかるのを待っていると、駅員さん登場!!

 ナーイスッ♪

 「あの、岡山方面から来る新幹線って25分ごろに到着するのは、ここじゃないんでしょうか?」
 「・・・つぎ、ここ、入ってくるけどねぇ」

 いや、正直言って、もうちょっと教えてもらえるかと思っていたんですが、頼りない返事。でも、いいや、もうあと3分くらいで25分になる、アナウンスが入って次にここのホームに新幹線が来るのは間違いなさそうだ!

 新幹線は25分ごろに私の立っていたホームに無事到着。いや、それがね、無事でもなかったんですよ、私にとっては。
 だって、、、入ってきてみると新幹線ってば13両とかえらいことナガーイんですよ。(当たり前)
 おいおい、どこに乗ってるんだい?って、そんなん、ダーリンに聞いてしまったら待ってるってばれて、ビックリさせられないし、もう、今まさにホームに入ってきているのに、聞けるわけない。

 ああああ、浅はかだったわ・・・と後悔しながらも、心を決めて、ここから出て来るに違いない!っていうドアの前に立ち、扉が開いてドヤドヤと人が降りてくるのを左右、遠くまで見渡しながら、ドキドキして待っていると、私の目の前のドアから、なんと


 ダーリンが!!!  きゃー!!!!


 すごいじゃん、私!ってちょっと自分に感動しながら、まだ気が付いていないダーリンに近づいて、ドンとぶつかる。?なんや?って振り向いたダーリン、なーんにも言わない。ちょっと拍子抜けしながらも、私にこにこ。

 エスカレーターを降りながら、ダーリンは「どうやって調べたん?」と。「ん?勘よ!」と私。「本当はどうやったん?」「え?だから、勘だってば。」

 モー信じてくれないんだから。でもね、いいんですよ、私は。なんだか、赤い糸を感じてしまいました。

 昔、高校生のときに、ダーリンのことを好きで好きで、全く相手にしてもらえなかったのに、絶対この人と一緒になるって分かってたんです。分かってたもんって今でも思ってるんです。ダーリンの友達にそれを話したら「・・・こわい。」と言われましたが、こわくッたって何だって、やっぱり、ダーリンとりんりんは赤い糸なんですってば。

 ぷぷぷぷぷ!
00年8月15日  今回、気合入ってます

 8月12日の同窓会が終わって…、ほっと一安心。でも、これで夏が終わってしまったような気がしました。同窓会の打ち合わせに8月の5日、リーガロイヤルホテルで同級生6人で集まっていろいろと話をしていたとき、携帯電話にかかってきた公衆電話。誰だろ?って思って出ると母。

 バーちゃんが危ない!

 その打ち合わせを中座して、急遽家に帰ることになった私。以前から入院をしていたバーちゃんは94歳で、いつ何が起きてもおかしくないという状態です。あせりました。ここから帰ろうと思ってもどんなに早くても3時間半。しかも、今は夏休みでその日は土曜日。あああああ・・・ばーちゃんに会えないかもしれない…。で、ダーリンの家に取って返して車を乗り換えて奈良に帰ることになりました。
 前日は松山でダーリンの仲間たちと夜釣りに出かけ帰ってきたのは朝の5時。寝不足もいいところです。そんな私を気遣ってダーリンのママはダーリンに一緒に奈良まで運転して帰るようにと言ってくれました。ダーリンは泊まり道具を持ってすぐ降りてきてくれました。そうして、挨拶もそこそこ、二人で車に乗り、奈良へ…。

 最初はダーリンが運転してくれるって言ったんですが、とても、眠れそうにないのでとりあえず私が運転するから寝ててとお願いして、1時間くらいたったとき、りんりん、寝不足には強いほうなんですが道路が模様に見えてきてしまって…、これは危ないかも知れないと思い、瀬戸大橋の途中にあるパーキングで休憩。30分ほどの仮眠を取りました。でも、やっぱり気になる。早く帰らなきゃ、バーちゃんに会えなかったらどうしよう!という気持ちは高まるばかり。
 落ち着け落ち着けというダーリンの言葉も、ちくわの耳。

 と、また、電話。今度は家からでした。「バーちゃんは落ち着いたから、あせって帰らなくてもいいから安全運転でゆっくり帰っておいで」という両親からの電話でした。

 よ・・・よかったぁ・・・・

 その電話でもう岡山に入っていることを伝え、ダーリンが一緒に運転して帰ってきてくれていることを母に伝えました。母も私が一人であせって帰ってきているのではないと知って安心したようでした。

 それから運転をダーリンに代わってもらって少し眠ることができました。大阪府に入ってから、すさまじい渋滞。(でも、お盆の渋滞に比べたら へ です)
 新居浜を出たのは14時30分くらいでしたが、バーちゃんのいる病院に着いたのは19時過ぎ。いつもに比べると、長旅でした。
 バーちゃんは酸素マスクをして点滴を打たれて、しかめっ面をして寝ていました。しかし、病室に入ると「お帰り」と言ってくれました。その時はだいぶ落ち着いていたのですが、やはり、涙がにじんできました。良かった、会えないままになったら、本当に悔やむところだった・・・。それからは、バーちゃんはあまり起きたりもせずに眠っていました。苦しそうでしたが、以前の状況とあまり変わらないように見えました。言葉も話せると言うのが、本当によかったです。

 さて、どうにか帰ってきたのはいいのですが、・・・ダーリン、帰り道で「俺、宿はどこかのホテルでもいいよ」と言ってたんです。なにしろうちの父とはちゃんと会ったことはないし、自分がまだ学生できちんとしていないという気持ちがあるんです。それに、うちの父、かなり手ごわいほうですから、ダーリンも私も、ずっと前から『最初の挨拶』についてはドキドキしていました。なにしろ、父、たぶんダーリンみたいに学校をなかなか卒業できずにいるようなタイプは、滅法嫌いなはず(いやどこの親でもそうかな?)。

 バーちゃんにバイバイをして、恐る恐る家に電話をかけました。母が出ました。
 (母)「ダーリン君、連れて帰ってきていいからね。ご飯まだでしょ?」
 (り)・・・「あ、うん、まだ。じゃ・・じゃぁ、今から帰るね。」
 病院から家までは15分くらい。ダーリンはその間、ずっと緊張しっぱなしでした。もーちろん、私も。でも、ダーリンがわざわざ来てくれたのに、どこか別の所に泊まってね!なんて絶対に言いたくなかったんです。

 帰ると、父はPCの前に座っていつものようにゲーム(四川省)をしていました。
 (り)「お父さん、りんりんの彼氏デース。」(ちょっと声フルエギミ
 (だ)「は、どうも」(顔 ヒキツリマクリ
 (父)「ははん、……。」(こっちも顔 ヒキツッテル
 しかし、父は割と笑顔。・・・こ・・これは、大丈夫だわ。

 その日、父とダーリンは並んでご飯を食べました。なんだか不思議な気持ちでした。


 父とお酒を酌み交わすダーリン。

 父もまじめな話ができないから、ダーリンにしきりと自分の好きな日本酒をすすめている。

 二人とも、口数が少ない。

 それに相対して私はやたら喋り捲る。

 母はマイペース。

 ダーリンの笑う声が引きつっている。

 父は相変わらず寡黙。

 柴犬のJUNIだけがはしゃいでいる。(犬語を訳すと「お兄ちゃん、遊んで遊んで!へっへっへっ」)

 どっからどー見ても、ぎこちないぞ。


 その日はちゃんとうちに泊まったダーリンでした。

 それから、現在はバーちゃんは肺の影も小さくなって抗生物質も中止、大声で歌を歌って迷惑がられたりしてます。十八番は子守唄。「♪ねんねしーな♪ねんねしーな♪ねんねしなー♪」親戚が来たときには「どうしたん?」と聞いたりして。相変わらず予断は許されないままですが。

 思えばバーちゃんが父とダーリンを引き合わせてくれたようなものです。とにかく、バーちゃんには、感謝しています。がんばって持ち直してくれたから、同窓会も参加できました。
 そうして母にも。母はもともと、ダーリン君がしっかりしてくれないと困るわね、と、あまり賛成的な立場ではありませんでした。しかし、私がダーリンと一緒に帰ってくること、その日はうちに泊まるということを、私の代わりに父に話してくれていたのですから。
 「連れて帰ってもいいよって言って貰って、ほんとうれしかったわぁ。」と母に後日言うと、「遠いとこから一緒に運転して帰ってくれたのに、じゃ!なんてかわいそうじゃないの!」と逆に言われました。

 また一歩、将来に近づいたんだ!と、思えます。父を怖がっていたダーリンも、学生という立場は変わりありませんが、それにしてもまた父に会いに来るぞ!と言ってくれるようになりました。

 私の中のダーリンの名言を一つ。バーちゃん危機から1週間後の同窓会のときに、ダーリンは値の張る日本酒を2本、私に持たせて「おいちゃんに渡してくれ。」と言いました。私は無理しなくてもいいよと言ったのですが・・・・
 「おいちゃんの大事なものを貰うんだから、気に入られるためには俺は何だってする」
 私、この人でよかったです。ほんで父が日本酒が好き・・・という分かりやすい性格でよかったかも。

 ほんで、なにより、長生きしてくれ、ばーちゃん!私の子供を見てくれなきゃ困るぞ!(結局、ダーリンが早く迎えに来ないと駄目なんジャン)
00年7月20日

 先日、友達HRの家にダーリンが朝の8時半ごろに電話をかけて、「今から行くから!」と言って本当に現れました。私を含めてHRとダーリンは中学校が同じで、しかもHRとダーリンはもっともっと小さいころからの幼馴染です。間違っても変なことにはならないモン同士なんですが、HRはびっくりしました。彼女は夫も子もある身分です。
 用件は同窓会についてだったのですが。
 ダーリンは、そこで、結局誰に連絡がついてないとか、そういうことを聞いていったらしいのですが、その他のお話が問題アリ!だったんです。
 何かの話の流れで、20歳くらいの若い女の子を捕まえようかな、とかいうこと、ダーリンがHRに話した!んです。ケシカラン!!!

 実はこんなやりとり、私たちはよく電話でしているので、HRから聞いたときに私は、まーた馬鹿言ってる、って思ったのですが、HRはどうしよう・・・どうしよう・・・と、迷った挙句に、私に話したらしいのです。私は大笑いして、「じゃぁ、後で電話してよく言っておくよ、こんな事言ってたんだってぇ?って。」とHRに答えました。
 そのとおりに、i-mode で早速、「私のいないところでは20歳の女の子を探すって言ってたそうで、それならいいよ。うん。そういう気があるんだったらいつでも別れてあげます。わざわざ私と付き合ってくれなくてもいいですので。じゃあな。」とダーリンに送りました。受信後、(おそらく0.5秒で)ダーリンは電話をかけてきて、「うそーーーーーっうそ、うそっ、うそーーー!!」と言っておりました。
 こんな事をダーリンがわざと私に向かって言うのは、例えば、ミニスカートのお姉ちゃんが前をプリプリ歩いてたりする時・・・。慣れてる(?)んですよね。はいはい、わかったわかったと言う受け答えをしています。まぁ、どこまで本気なのかわかりませんが。

 翌日、再び、HRと電話で話したときに、「うそーっ!って言ってすぐに電話かけてきてたよ。」と話すと、HRは笑って、そうなの?と言いました。HRは心配で相談しても仕方がないのを解っていて旦那さんに「大丈夫なのかな?あの二人・・・。」と話していたのだそうです。旦那さんも旦那さんで、そんなHRを気遣い、「もう、ほっといたらいいやんか。」と言葉をかけてくれたとか・・・。

 え、あの、いや、「もう」って、あ、いや、・・・・多分私たち、大丈夫なんですが・・・。

 ダーリンに、HRが「本当は二人は仲がいいんだよね?」って心配してたよ、と言うと、ダーリン大笑い・・・。うーむー。

 本当は私だけが、ダーリンの本心を解っていないのかも・・・。
00年5月29日

結婚観の違いというのは、私たちの場合、なにしろ、学生と社会人、違わないわけが無いんですけど、それでムカッと来たり悲しくなったりの連続ですね。私の友達HRは金銭感覚の違いから、長年付き合っていた彼と別れた経験があります。彼女が社会人で彼が学生でした(←うちと同じ)。女の子の方が先に世の中に出て行くと、男の子を見て子供に見えてしまう・・・。これって良くあるんじゃないかなって思うんですが。

自分も学生のときはそうだったのかなって思いますが、「無駄」と思われることにお金を使うことに、まず疑問を感じたりします。しかし、これは男性と女性でもかなり違うものかもしれないですね。お互いが無駄と思うことは違ってて当たり前です。

例えば、ダーリンが車にいろいろとお金をかけてホイールを変えたり、バックミラーを変えたり、くっつけてもくっつけなくても変わらんやん?ってな物を買ったりして私が疑問に思う。逆にですね、私が化粧品の類で、化粧水とか乳液とかマッサージ液とかを高いお金出して買うと、ダーリンは「そんなに高いもん買わんでいいやん?どうせ変わらんのに。」と思う。(それも失礼な話だ!)

こういうのはいいとしても、結婚観の違いになると自分の将来もかかってくるので厄介なんです。あと、どのくらい待てばいいんだろう?とか結婚式はこんな風にしたいとか、私は日々、いろいろと考えながら過ごします。友達が新婚だったり、赤ちゃんが産まれて間も無かったりすると、どんな生活を送っているのか、とても興味が湧きます。いろんなお宅を見て、何か工夫してあったりすると「ここは頂き!」とか思うわけです。

しかし、学生のダーリンにとっては、まだまだそんなの現実味が無いとか言うんですね。もー・・・これほど私を打ちのめす言葉はないですね。「じゃ、私は誰を待ってるの?」・・・・・・ほんでまた長い喧嘩に突入したりしてます。

ただ最近は、あんまり責めたりしないように気を付けてます。ダーリンにも分かってるけど今はできないことがあるのでしょうし、男として言われたくないことだってあるんだと思います。それも分からない事も無い。こうして、またりんりんは、ダーリンよりも自分が大人になったような気がして疑問を感じているのですが。

結婚はまだまだいいなと思ってみたり、あー、早くその時期にならないかな?と思ってみたり。行ったり来たりしながら月日は流れていきます。
00年4月29日

またもご無沙汰続きの、このコーナーでしたが・・・。29日、高校の時の同級生が結婚する事になりました。式は身内だけでというものらしいです。最近多いですよね、こういうタイプ。
となると、当然考えるのが自分の結婚・・・。ダーリンとはまだまだ、結婚できそうに無いのですが、でも、こちらで売られているゼクシー(関西)とか読んだりするようになりました。

その雑誌には、関西の結婚式場や貸衣装やさん、花束を作ってくれる花屋さんなどがたくさん載っています。私はそんなに何回も人の結婚式に出席した方ではありませんが、最近ってレストランウェディング?っていうのでしょうか、美味しい料理を出してくれるところを貸し切って、結婚式をする・・・というのがすごく流行っているんですね。
私の目を引いたのが、芦屋にあるイタリアンのレストランですが、高台にあり夜になれば夜景が一望できるようです。
そんなのを見て、いいなぁ・・・思いつつも、友達から結婚資金や結婚後の生活について聞くと、ぞーっとしたりして。

ダーリンは全く(と言ってもいい)、結婚資金を貯められる状態ではありません。それはまぁ私も同じようなものですが、しかし、友達は言います。「結婚したら自分のお金が無くなってしまう。ムカッとした事があって旦那のお金を使おうと思っても、結局家計に響くし。」「自分のお金は貯めといた方がいいかも。」・・・って事は、私は結婚資金とヘソクリを貯めなくてはいけない??
今や共同貯金はないようなものになってしまって、結局振り出しに戻るだし。
未知の世界ですね、結婚後の生活って。あこがれる反面、まだまだいいのかなって思ったりして。

しかし友達はみんなバタバタと音を立てるように結婚していきます。福岡にいる同級生が「焦っているのに、周りからはそんなふうに見えないって言われる。でもそれって、恥ずかしいかなって思うからそう見えないようにしてるんだけど。実は焦ってるのに。」って言っていました。彼女の場合、職業(医者)が邪魔しているところもあります。なにせ、私が電話してもなかなかつかまらない!しかも、まだ(本人曰く)ペーペーだから安い給料で働いてたりして。
私も仕事が忙しい事は忙しいですが、恋愛する時間は十分あります。これは恵まれている事なんだろうなと思います。実家に住んでいるからお金もかからないし。

総合的に考えて、今はとにかく働いて働いて自分の好きな事をたくさんするっていうのがいいのかな?私たちの場合、ダーリンがまだまだ危機感を感じてないってのが一番の問題?あれ?もしかして奴は危機感なんか一生感じないのかな?
00年2月4日

ごぶさたしていたのでケンカも、まぁ、当然のように沢山ありましたが、やっぱり寂しいなぁと最近身にしみて感じますね。この前、ダーリンがこっちに遊びに来てくれて2泊。2泊目(日曜日)は神戸でしたが、ハーバーランドにいる時に、このまま6時くらいになったら帰っちゃうんだなー・・・って思ったら急に寂しくなってしまって、思わず・・・新居浜までついていってしまいました。というよりも、私の車で送ってあげたというのが正しいです。
4時(16時)半くらいに神戸を出て、それから淡路島を通って徳島を通って、新居浜。ダーリンはカーカー寝てましたけど。で、新居浜で1泊(翌日は月曜日)。朝起きて、月曜日の13時から仕事だった私は朝7時45分頃に新居浜を出て、11時ごろに自宅に着きました。・・・・カ〜ンタンに書いてるけど、普通の人はしんどいと思いますよ。けど、私はこういう事して、ルンルンで仕事が出来ちゃうんですねぇ。

一時、昔よりもダーリンの事、大事にしてないなぁとか、あんまり気持ちを入れなくなったなぁ・・・なんて考えたりしてました。でも、やっぱりダーリン!だなぁと思いますよ。(こんなに書いたらどんなにすごいいい男なんだ?と思うでしょうねぇ。)

さすがに、そんな事してから仕事に来たなんて言ったら、うちの職場のボスに怒られるかなと思って、黙ってましたけど。
99年10月22日 今回は長いぞ〜

皆さんにも、こんな経験があるかもしれないです…、例えばね、たいした事じゃなかったんですよ、初めに話していた事は。だけどね、そのうちにね、お互いがかなりエキサイティングして来て、で、最後にはそこまで別に言わなくったっていいって事まで言ってしまって、電話を切ってしまう、とか、別れてしまう・・・。


やっちゃいましたよ。りんりん…。


つい最近でした。ほんの数日前。以前に書いた通り、ダーリンは学生です。しかも、結構不真面目な方ですよ。私は社会人。当然、いろんな感覚が違ってくる訳です。でも、今までの私達はなんだかんだうまくやってこれました。
初めに好きになったのは、もちろん私だと思うんです。だって、高校のときから、厳密に言えば中学校3年生の3学期から好きだったんですから。それから、長い長い片思いが続きました。本当に長かったです。大学に入り、私も、たくさん恋をして危うく道を踏み外しそうになった事もありました。でも、ダーリンをはじめ、たくさんの友達に支えられて、立ち直る事ができました。その頃の後遺症はまだまだ残っていますが、人間らしい心を取り戻してきたし(じゃ、その頃は何だったの?)。

話が逸れましたが、ダーリンが(私の良さに気付いて)彼女にしてくれたときは、どう対処したらよいのか分かりませんでした。だって、片思いが当たり前の相手だったんですよ。急に「彼氏」と呼んでも良い…って言われてもピンとこないでしょ?ぎこちないというか…。でも、付き合いが(既に3年くらいになりますが)慣れてくると、昔から知っているからダーリンの好みとかも知り尽くしていますし、私、結構いい彼女になったと思います。ダーリンがどう思っているのかは不明ですが。

しかし、初めのうちは信じられなかった、ダーリンとの付き合いも慣れるにしたがってどんどん「欲」ってものが出てきます。そのうち、馬鹿な事かも知れませんが「私のために」という気持ちが生まれてくるんですね。ある程度まではお互いの事で都合を合わせても、何もかもというわけにはいかない・・・、その境目が分からなくなってしまうと、相手にも不快な思いが生じてきますよね。

私はダーリンとの電話で、始めのうちは「大学生だけど、大学生の気持ちはもういいかげんにしたら?」という事を言っていたのに、そこから、ダーリンの趣味まで否定する事までしてしまいました。ダーリンんが大好きな音楽をする事を応援するために買ったはずのギターだったのに…。

確かに、今でも、ダーリンはもっと大人になって欲しいと思う事がたくさんあります。私が、ああだこうだ言うと余計に意地をはって聞いてくれないものだったんですね。男の人ですから。
この日は最終的には、ダーリンからの、きっつ〜い言葉が…。
「やっぱり、そっちからの気持ちがないと駄目なんよ、俺は。」
でもでもね、
「そんなの、私だってそうだよ、そんな事言われたら、私だってひいてしまうわ。」
って思いませんか?
「ほんなら、ひいたらええやん。」
それまでも、わんわん泣いた私でしたが、これ以上悲しい言葉はなくて、…これも、私が先に好きになったから、仕方がない事なのかしら。そう思ったら、何でもよくなってしまい、うぎゃーん、うぎゃーん…とひとしきり泣いてから、
「あー、私が勘違いしてたわ、ごめんなさい。これから、どうしようか?お金(共同貯金です。)の事もあるやろ?悪いけど、ギター送ってくれる? あれも、お金かかってるから。」
「金の問題か!」
「そうかもしれないわ、自分の欲しいものも我慢してきたしね。」
で、電話は切りました。お金に対しては、別にどうでもよかったのかもしれませんが、それも将来の結婚を考えての事でしたから、共同貯金なんて必要なくなると思いました。でも、翌日、その口座からお金を下ろす事はできず、ギターが送られてきたらそれが最後になるんだろうなと…、そうしたらお金も送り返そうと思いました。(ずるい?)

次の日、そのまた次の日も携帯は着信拒否登録してほったらかし。かかってくるかな?という期待と かかってきていないときにそれを見てがっかりするのが嫌だという思いが入り交じり、夜は泣きつづけ目を腫らして仕事に行きました。でも、東人さんに以前にプロならプロらしく…と、助言を受けていたので仕事に熱中する事で、気を紛らわしていました。そうは言っても、薬剤師も人間です。トイレに入ったとき、配達に出かけた車の中、一人になると目が潤んできました。
このまま、ダーリンがいない生活に慣れていかなきゃいけないのかなぁ…、でも、その方がうちの親は喜ぶのかな(新居浜に私が嫁がないから)…、そしたらもっと長い時間をこの職場で過ごすのかな…、もう新居浜には遊びに行けないかな…、いろんな事を考えました。職場では本当にいつもと変わりなく(顔以外)過ごしていたのですが、そんなふうに普段と変わらずに明るく振る舞う自分自身に戸惑ったりしていました。

そうして、反省…。ダーリンに対して言わなければよかった…と思う事がたくさん浮かんで来て、でも、謝ったところで、許してはもらえないかもしれないし、第一、携帯の画面を見るのが恐かったんです。ダーリンからの着信がない…と落ち込んでしまうのが恐かったし、もしあったとしても、もっと手痛く傷つくかもしれないとか、はははは、私 暗いですよね。
でも、幸いにもダーリンはそんなに短気な人ではありませんでした。喧嘩から2日後、私の実家に電話がかかりました。私は仕事が終わってから、家にそのまま帰る気になれず、シルビアちゃんをとばしてうろうろとしていました。帰ると、母が「電話があったけど、かかってきた?」と。正直、こわかったんですよ、何言われるのかと思って。だって、そうとう二人ともがエキサイティングした喧嘩の終わり方でしたから。

思い切って携帯の着信も調べました。…10件まで保存されますが、10件とも30分以内にかかったダーリンからの電話でした。それからも、すぐに電話をかけることもできず…。(本当にくらい私) しばらくして、やっとダーリンに電話をかける事ができて…、私が言いたかった事をどこまでダーリンが理解してくれたのか分かりませんが謝ってくれましたし、私も、謝る事ができました。

ここまで読んで、なんだ結局モトサヤかい…、と思われた方、ごめんなさい。ありきたりの話です。騙した訳ではありませんよ、U2君。でもね、このページでは私が主人公だから、主人公は当然、ハッピーエンドにならなくてはいけないのです。そういうふうに作られています。実際、別れてたら、私はしばらくネットの世界に自分の話なんて載せられなかったと思います。
後から聞いた話ですが、私の職場の先輩、なるP〜の家にダーリンは電話をかけたのだそうです。(ごめんなさい、なるP〜…。なるP〜の電話番号だけ知っていたんです。)私の異常に気付いてくれていたので、なるP〜はダーリンにその事を話したと言ってました。ほんと、喧嘩で人にまで迷惑をかけてしまう私達…。これも反省しなくては。
以上が今回の喧嘩のあらましです。…なるべく、こんな事書かなくてもいいようになりたいものですが、まだまだ、あると思いますよ、KENKA!!!でも、主人公だから、大丈夫かな? こんな私達ですが応援してくれる方、いらっしゃいますか? ははは、こう何度もあると、あきれちゃいますよね。 これも遠距離恋愛の、実像です。
99年9月15日

私にとって大事件が起こりました。・・・ダーリンからの指輪を無くしてしまいました。ピンキーアンドダイアンの文字入りでイニシャルも彫ってあるものなんですが、どうも最近指輪がまわるなーと思っていた矢先(なのに、太股は太くなる)、お風呂に入っているときに石鹸で余計に滑りやすくなっていたためでしょうか、恐らく排水溝に流れてしまったんだと思います。はぁぁぁぁ、ガックシ。
友達Bちゃんとダーリンと3人でパスタを食べに行ったときに気が付き、しばらく落ち込んでいました。私が電話をかけに行っている間、ダーリンはBちゃんに「慰めてやってくれ」といってくれてたそうです。後からBちゃんが教えてくれました。2つめの指輪でしたが、とてもとても気に入っていたので・・・、余計につらいです。
最近は、電話で喧嘩をすることもなく、倦怠期も何のそのといった感じでした。本当にダーリンに悪くて悪くて。でも、ダーリンは怒ったりしませんでした。怒ってくれたらまだ、すまない気持ちももう少し和らいだかもしれません。ぐううう。ダーリンは「粗末にしててなくしたんなら俺も怒るけど、大事にしてくれててなくしたんやから仕方ない。謝るな。」といってくれました。いいダーリンでしょ?

翌日、そのお詫びというわけでなく、以前から積み立てていた「ダーリン貯金」でお誕生日プレゼントを買ってあげました。なんとかというギターでした。その場にいくまでお金を持っていることを黙っていたので、ダーリンは驚くし、喜ぶし、踊りそうでした。大金をはたいての買い物は車以外、これが始めてですね。こんなにパーっと使うのも気分がいいものです。現金を握って歩いているときは恐かったですが。
でも、その喜んでくれてる姿をみて、指輪に対しての後ろめたさはチョット軽減したかな・・・。
99年8月25日

この「実像」はなんか私のエゴが出て嫌なんですが、でも実像はこんなもんなんですって事で・・・まぁ、どこにでもある男女の話です。
二人で行った所に2回くらい喧嘩の原因を書かせて頂きました。あれの何が原因となるのか分からない方の方が多いのかもしれませんが、早い話、私のわがままというのが抑えられなくなりしてしまった喧嘩というところですかね。前の日に友達と一緒にたくさん飲んで、もうお酒いらない、おなかも冷えて痛いし、そんなにおなかも減っていないから居酒屋には行きたくない・・・というダーリンと、前の晩に飲んだくれになれず完全に欲求不満の私がけんかしたってわけです。はぁ〜、ショーもない。きっと心の根底に、私は奴に待たされているんだからこれくらいわがまま聞いてくれてもいいじゃない!というのがあるんだと思います。
こういう喧嘩が電話の向こうと相手の顔を見てるのとじゃ、事の成り行きも違ってきます。なるべく、顔を見て喧嘩していた方がいいと思います。電話だとホントーーーに寒い喧嘩になります。
わたしはもっと奴に理解を示さなくては行けないのかもしれませんね。でも、やっぱり、最近疲れてきたのかな。電話でこれからたくさん喧嘩をすることを考えると、気が遠くなりそうです。喧嘩をしない方々、どんなお二人なんでしょう?喧嘩しなくてもすむ方法というよりも人柄なんでしょうね、あと、相性や考え方の相違点。私は我が強いのでだめですね。
結局、この日の喧嘩は、居酒屋でもなくだからってお酒のない御飯やさんでもない「焼き鳥 大吉」になったんです。これって、お互いの妥協の中間点かなと思いました。
喧嘩喧嘩喧嘩喧嘩喧嘩喧嘩・・・・。こんな苦しみの全くない人だってたくさんいるんでしょうけど・・・、ほんと、馬鹿に見えますよね。付き合いが長くなってくると余計にイライラしてくるのかもしれませんが、今は倦怠期なのかもしれません。乗り越えられなければ・・・、ドッカーン! 会う回数が少ない分、倦怠期も引き伸ばされているのかなって思ったりして。今まで付き合った人達に対してやってきた間違いを繰り返したくない、絶対この人とは別れたくないと思っているけど自分が変えられない。
ダーリンは私に「GIVE&TAKE」のTAKEを求めすぎだ、そんなに声にして求めなくてもいつかかえって来るんだから・・・、と言いました。なんだか、大事なことのような・・・そうでないような・・・・、もっと考えなくちゃ駄目だなぁと思います。ダーリンとの付き合い方も、自分自身の考え方も。
99年7月3日

半月ごとの更新というのは、東人さんに比べてかなり手抜きなんですが、私がこうして画面に向かう時間というのは夜10時を過ぎてからが多いため(仕事にから帰って来る時間がすでに9時過ぎ。)油断していると、父がコンピューターに向かって、長ーい時間上海とかやりだすもんで耐え切れずに寝てしまいます。 自分だけのコンピューターというわけではないけれど、そのかわり料金などは私は払っていませんから文句も言えません。というわけで、かなりオサボリな私です。
ところで、遠距離恋愛をしている方は世の中に本当にたくさんいると思いますが、皆さんそれぞれなんで遠距離恋愛しているんだろうなーと思う事があります。だってわざわざ遠いところに離れなきゃいけない理由、ないでしょ?近くに行っちゃえばいいんだもん。そら、結婚までのあと1年間とか半年間限定っていうのはよく聞きます。身近にもそういうのを経て結婚してる方はいます。 ちょっと愚痴になるのかとも思いますが、私はダーリンと結婚しようねという話はします。しかし、「何年後の何月になったら結婚しよう!」なんていう具体的な話は、まだ出てきません。・・・当然といえば当然なんですが。実はダーリンは今も学生で、しかもお勉強が大好きでもう少し詳しくお勉強したい!とかいうのじゃなくて、あー、ぎりぎり卒業できるかも!の方です。 しかも、土日はパチプロ・・・。すごいですね、文章にしてしまうとダーリンて「だめな人」の典型のようですよね。それでもって、マザコン?のケがあってそのくせ亭主関白ぶる。(何で、そんな人を好きなの?)当然、私たちは電話でも、会っていても、よく喧嘩します。ものすごい喧嘩の次の日、何事もなかったように(半分は本当に忘れているんだと思うのですが)また電話してくるのがダーリンで、いつまでもネチネチしてしまうのが私です。

遠距離恋愛に励む、世間の方々はどうやって喧嘩せずに、うまい事やっているんだろう?って不思議です。電話だと相手の顔が見られないから、余計に不安に思うものです。相手が違う人間だから、違う事考えていて当たり前って分かっちゃいるんですが。奈良と新居浜の遠距離恋愛は、ダーリンの卒業までまだまだ続きます。ドロドロの喧嘩もこれから嫌ほどするんだろうなと思うと・・・気が遠くなりそうです。

実はね、毎日電話してるんですよ。11時頃に。それで、毎日何を話しているか、あんまり覚えていないんですが、お互い機嫌が悪い時だってあるから、喧嘩になるわけです。中学、高校の頃から知っているダーリン。何でも、私の事を知っています。今までの、私の歴史を。だから、手放せないんだと思いますけど。あとー、パチンコで1ヶ月に2、30万稼いで来てれるからかな?(うそうそ、そんなの別にありがたくない・・・。)・・・遠距離恋愛、仲間と慰め合わないとやってらんないときもありますよ、ほんと。ねー、恵美蔵さん!
99年5月25日

 本を読んだ結果こうなったという成果をネット上に載せてみたかったので、東人さんのHPに登場して間もないのに更新してもらいました。(色だって変えられるようになりました。)ほんと、こうして自分で文章を作ってみると、東人さんを初めとして大島のおボーさん、他、HPを作ってらっしゃる皆さんてすごいって思いました。

 えーと、6月の初めに私はまた新居浜に行きます。自分の誕生日をダーリンと一緒に過ごすためですが、5月25日給料日だったのにもかかわらず、次回の渡・新居浜にむけてお金の計算をしていたら、その日の夜には給料日前になりました。先月、先々月なんか、車の税金と車検が来てしまって、もっとえらい事になってしまいました。

 で、話が逸れましたが次回の渡・新居浜のときに、どのへんかまだ調べている途中ですがキャンプ場?みたいなところに行こうという計画を立てています。つい最近まで、私は「アウトドア」には縁がない女でしたが、ダーリンは「アウトドア」のありふれた家に育ち、いろいろと知っているので私は「水くめ!」と言われれば川に水を汲みに行き、「肉用意!」と言われればお肉を用意するだけで、美味しい御飯と焼き肉が食べられる仕組みになっています。ちなみに、以前秋頃にマドの滝近くの狭い河原でバーベキューして、お昼寝して帰ってきました。

 でも疑問?新居浜にキャンプ場なんてトコロありましたっけ?東人さんに聞いてみたら知ってるのかな?(本当に東人さんは下手に私みたいな新居浜大好き人間よりも新居浜のこと知っていますからねぇ・・・。)それとも、キャンプ場ってのは有名なのに私が知らないだけでしょうか?ダーリン曰く山小屋みたいなところ・・・。本当にあるのかどうか半信半疑ですが、雨降らなきゃいいなぁって思います。


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