タイトル | : Re^5: 食事、教会費、動物植物の死について |
投稿日 | : 2008/01/30(Wed) 03:20 |
投稿者 | : yasmin |
それは言い訳に過ぎないと思います。
その通りですね。
日本語ができる方ならスーパーでの買い物やハラームが入っている食材か判別できるので言い訳にすぎないと感じるでしょう。この人は技術研修のため施設に半年滞在しただけの方です。施設ではハラールフードをレストランで出していますが、自由に料理できるキッチンはありません。レストランも食事時間以外は閉まっています。友人との外出時、英語がわからない日本人相手にハラールフードを厳密に判別できないと悲しそうに言ってました。
>お酒は明確にハラームです。アッラーが禁じたものです。それを「アッラーに許しを請いながら試しに飲む」なんて、アッラーへの冒涜じゃないですか。
それに関して下のコーランをあげたいと思います。
>>>>聖クルアーン、雌牛章
219. かれらは酒と,賭矢に就いてあなたに問うであろう。言ってやるがいい。「それらは大きな罪であるが,人間のために(多少の)益もある。だがその罪は,益よりも大である。」
>>>>聖クルアーン、婦人章
43.信仰する者よ,あなたがたが酔った時は,自分の言うことが理解出来るようになるまで,礼拝に近付いてはならない。
食物に関してははっきりと「あなたがたに禁じられたものは」と他のアーヤで明言していますが、アルコールに関しては
@肉に関する規定と違い、文句なしに良いものでないとは言ってません。
A酔ったムスリムに対し、大罪を犯した地獄へ向かうものだといっているわけでなく、理性を取り戻すまで礼拝(アッラーへの対峙・賛美の行動)をするなと言っている。
誤解して欲しくありませんが、私は決してハラームを気にするなといいたいわけではありませんし、私がそれを犯すつもりでこんな投稿をしているわけでもありません。
ただ、人それぞれの事情・状況・考え方を知らずに他人の人生を私達がジャッジできるでしょうか?人間が人間の罪を決定しレッテルを貼る意味は?その行為の真の意図が許されるものかどうかはアッラーが決めることでしょう。
明らかな悪意のもと行動を変える意図ないムスリムへ同胞としての忠告や諫言ならいいと思いますが…。
ちなみにお酒を試した科学者の方は非常にアッラーを愛し、イスラムを愛している方です。
彼は、自分が相手の生活・世界観を学ばずには日本にイスラムを伝えたくとも難しいし対立してしまうだけといってこのような行動をとっていました(試した後、すぐ止めてましたよ)
規範を守るからムスリムなのではない、唯一の存在アッラーを心から信じて生きるからムスリムなのだと私は思ってます。
あくまで日本人のアイデンティティでムスリムになった私個人の意見なので、けしからんと怒る方もいらっしゃるかもしれません。
もし気分を害した方がいたらすみません。