タイトル | : Re^2: 性同一性障害 |
投稿日 | : 2009/08/23(Sun) 18:40 |
投稿者 | : yahoo |
【カイロ和田浩明】国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(HRW、本部ニューヨーク)は、イラクで今年初めから同性愛男性を標的にした組織的な殺害や拷問が相次いでいるとの報告書を公表した。イスラム教シーア派民兵組織「マフディ軍」が主導し治安当局の関与も疑われると指摘、イラク政府に対策を取るよう求めている。
マフディ軍を率いるムクタダ・サドル師のバグダッド事務所関係者は、毎日新聞に「同性愛者は厳しく罰せられるべきだが、我々は殺害に関与していない」と答えた。内務省報道官も「治安部隊の関与はない」などと述べた。
17日公表された報告書は、4月にイラクで行った男性46人からの聞き取り調査などに基づいている。HRWによると、同性愛者が標的の事件は、マフディ軍の拠点があるバグダッドのサドルシティーで始まり、北部キルクークや中部ナジャフ、南部バスラなどに広がった。国連イラク支援団(UNAMI)の職員は4月の時点で犠牲者は「おそらく数百人」だと述べた。
同性愛は、米軍など外国軍隊の駐留が影響しているとみなされ、イラク社会を「浄化」するために殺害や拷問が行われている可能性があるという。また、家族に同性愛者がいることへの悪評を恐れて家族による「名誉殺人」が行われたケースもあるようだ。HRWによると、イラクで成人の合意の上での同性愛は、犯罪とされることはない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090822-00000068-mai-int