タイトル | : Re: お尋ねさせて下さい。 |
投稿日 | : 2008/11/20(Thu) 11:06 |
投稿者 | : シンショーヴナ |
初めまして。
意見は人それぞれかもしれないので、私の個人意見&経験を。
以前もちょっと書いたのですが・・・
私は(私も?)「結婚を機会に改宗」した者です。
結構そういう方はいらっしゃいます…が、「私は真に信仰のために改宗したんぢゃなくて、結婚がきっかけだから、結婚とか二次的目的なしに改宗した人から見たら、情けないなぁ…」と恥ずかしい、というか、肩身が狭い思いを感じていました。
ある時、二次的目的なしに「純粋に」改宗された女性がイスラームの講演をされた時、私や私同様の改宗をした女性達が「結婚を機に改宗した私達とは違って、信仰のために改宗されたあなたは素晴らしいですよね」と言ったら、彼女は、「私は自分の努力で改宗できたのではありません。アッラーが望まれたから改宗することができたのです。アッラーの愛がなかったら改宗できませんでした」と言いました。
これを聞いてとても感激しました。
この後別の機会にも同じように二次的目的なしに改宗した方々が同じ事をおっしゃっていました。
「私達は自分の努力でムスリムになれたのではなく、アッラーがそう望まれたからです」と。
また、上記の彼女はこうも言っていました。
「あなた方がとても羨ましいです。あなた方は信仰と結婚を同時に得ることができたのですから」
私も改宗する時、いろんな話を聞いて、「そうなんだろうな」「そうだと思う」と頭ではしっかり理解したのですが、心の底から…かどうか分かりません。
でも、今は心の底から信じられます。
世界中に有名なイスラーム講師(?)が沢山いるのですが、その中の1人に質問がありました。
質問者「どうしたら信仰心が強くなりますか?何をしたらいいのでしょう?」
質問者は改宗者のようでした。
その講師は以下のような旨の答えをしました。
「礼拝の時に一生懸命アッラーに祈りなさい。『私を導いてください』と。一生懸命アッラーに心を向けてください。きっとアッラーは導いてくださるでしょう」
あなたの文を拝見したところ、改宗は「嫌々ながら」ではなく、「改宗したいけど、現在のところしっかり確信できない」のだと思います。
まだ「アッラー」という、「この世を創造した唯一の方」に一生懸命導きを求めてみてはいかがでしょうか。
ハディースという伝承集に、こういう言葉があります。
「人間は生まれる時は皆ムスリムとして生まれる。その後親がキリスト教徒かユダヤ教徒かその他かによってその子がキリスト教徒になりユダヤ教徒になりその他になる」
つまり、私達日本人も生まれた時から信念を持って仏教徒や神道信徒やクリスチャンではないのです。信徒である親の教育を受けてそれぞれの信徒としての心を作っていくのです。
だから…勿論心の底から信仰できることが一番(いや、そうぢゃないとダメ?)だと思うのですが、「これは正しい」と頭が理解できるだけでも十分では、と思う私は…ダメかしら?
また、彼がおっしゃった「日本語や英語の(クルアーン)は偽もの」というのは、「嘘が書いてある」という意味ではなく、「翻訳の時点で訳しきれない微妙なニュアンスがあるから、そっくりそのままのクルアーンとは言えない」という意味かもしれません。
…きちんとした注釈なしに日本語訳だけを読むのはお勧めしません。私が改宗前にそれで失敗してアンチイスラームに一時期なっていましたから。
私の読んだのは注釈があったのですが、「学者や信者なら理解できる基本事項」について省略して説明してあって、何も知識のない私は読んで誤解を招き混乱してしまいました。
アッラーがあなたをお導きくださいますように
私自身はY・Hさんにどのサイトをご紹介したらいいか分からないので、他の皆さんが良いサイトを紹介してくださるのを期待します。