この 樹 にそえて ・・・ no.182
石戸八幡神社のシイとホルト・・・ 伊予三島市の国道11号線、宮ノ前交差点から北に入り、予讃本線線路を
越えるとすぐ神社にたどり着く。 国道からもよく解る高い社叢で、境内は広々とした大変立派なもの。 また樹木はど
れも大きく、玉垣の外にまで巨木が立ち並んでいる。 中でもとくに目を引くものは、拝殿の横にある大きなツブラジイで、
この種では県内でも有数の巨木だろう。 損傷の無い健康な幹で、枝葉も良く茂って樹勢は大変良い。 境内の宝塚にあ
って、昔からご神木として尊ばれてきたという。 また神門のすぐ脇にあるホルトノキも端正な樹冠をした美しいもので、この
他にもホルトは立派なものが何本かある。 神殿の裏にある楠も目通り5m以上ある大きなもので、社叢全体がとても良い
雰囲気だ。 市指定天然記念物。
石戸八幡神社のシイとホルト ツブラジイ 目通り5.11m/樹高17m/枝張り22m
ホルトノキ 目通り3.72m/樹高18m/枝張り24m/愛媛県伊予三島市寒川町岩崎 ・石戸八幡神社