この にそえて ・・・ no.183                                   


              

 大宮神社の銀杏・・・ 徳島市と隣接した佐那河内村は園瀬川に沿った国道438号線が盆地の狭い平野部を通り

   後は山部の傾斜地が続く山間の村で、地名はサナゴウチソンと読む。 銀杏のある大宮神社は国道沿いにあり、閑静な

   神域のやや奥まったところに旺盛に繁茂した銀杏葉の萌え立つ樹影がよく見える。 ほぼ単一の健康な幹で、下垂する

   気根も多く見られる。 中には一度先を切り取られたような状態の所から再び生え出しているようなものもあり、樹勢は大

   変良いようだ。 銀杏の巨木が多い徳島でも、この樹はどことなく品があって大変良いものだ。 拝殿の右隣には大きなナ

   ギノキがあり、銀杏のすぐ横には幹周りが2m近い立派な椿もあった。


大宮神社の銀杏  目通り6.49m/樹高19m/枝張り20.5m/徳島県佐那河内村高樋・大宮神社


                                     ( ギャラリー「大宮神社の銀杏」 )