東人の新居浜生活/近郊の観光地ちょっと遠出(日帰りで行ける所)今治/しまなみ

  糸山公園

 来島海峡を見渡せる山の上にある公園。
 建設中の西瀬戸自動車道 尾道・今治ルートの来島大橋を間近に見ることができる。

 また、来島海峡展望館があり、ここでは橋の仕組みやできるまでを展示などで紹介している。



  大島・伯方島・大三島

今治からフェリーに乗って、約30分で大島に着く。
ここには、新居浜に来た最初の夏に職場の人たちと来て、民宿に泊まった。
新居浜の人たちも、美味しい魚を食べるために、今治や大島方面まで来るそうである。今治の辺りの海は島が多く、海流の流れも激しいため、魚の身が引き締まっているようである。
魚がふんだんに出てくる。このあたりの魚料理は水軍料理と言うそうで、伊予水軍にちなんだ料理である。
大島から今治までは現在吊り橋の工事をしている。橋ができると大島までも楽に来ることができるだろう。


大島は「大島石」という石の産地で、石屋さんが多いらしい。 昔、今治城の石垣を作った石工が、秘密の通路を知っているため殺されそうになり、この大島に逃げ込んだとのことで、今の石屋さんもその末裔であるとの話を聞いた。
大島から伯方島および大三島までは、高速道路が既にできている。
伯方島は「伯方の塩」の産地である。大島から伯方島に渡ったところに駐車場があり、この辺りからの風景はきれいである。
新居浜あたりの海は「ひうち灘」という島の少ない所であるが、このあたりは島が散在していて瀬戸内らしい風景が楽しめる。昔、伊予水軍がここで活動したとのことであるが、島々の間を縦横無尽に船を操っていたのだろうと思う。
大三島まで着くと高速道路が終わり、一般の道になる。大三島まできたら、大山祇神社に寄らないわけにはいかない。




  大山祇神社

大山祇(おおやまずみ)神社は、古くから「海の武運の神」として信仰を集めてきた神社である。
神社の入り口辺りには、相撲をとる場所がある。ここの相撲は「一人相撲」というもので、神様と相撲をとってその結果でその年を占うものらしい。
境内には樹齢3000年から2000年という楠がある。

樹齢3000年の日本最古の楠   
雨乞いの楠
樹齢2600年の楠


神社の奥には、宝物館と海事博物館がある。宝物館には、武蔵坊弁慶や源義経、頼朝など日本史に出てくる有名な人物が奉納したという武具が並ぶ。 3mぐらいはある大きな太刀、鎧などが展示されている。日本の国宝や重要文化財となっている甲冑の約8割がここに集められているとのこと。

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