市内中央部を流れる国領川上流、足谷川に架かる朱色鮮やかな生子橋からマイントピア別子、鹿森ダム、遠登志渓谷、清滝を経て河又に至る延長約10キロメートルの渓谷景勝地で、昭和30年(1955)にその大部分が県の名勝に指定されました。 新日本百景のひとつであり、また、四国郵政局の四国20景、朝日新聞社主催の四国の自然100選にも選ばれている市内随一の観光地です。 別子ラインという名は、ドイツを流れるライン川の渓谷美にあやかって名づけられました。 特に、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉は美しく、たくさんの観光客が訪れています。 鹿森ダム湖(別子の湖)へと流れる小女郎川に架かる遠登志橋(おとしはし)は、全長50メートル、幅2メートル、高さ約23メートルの観光用ワイヤーロープ吊橋として生まれかわり、遠登志の渓谷美が鑑賞できます。 また、落差約60メートルを誇る清滝は、えひめ自然百景のひとつにも選ばれ、滝の周辺には休憩所と展望所が整備され、ゆっくりと豊かな自然に接することができます。 |
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別子大山不動明王 この不動明王は、かつて、東平の喜三谷(きぞうだに)にあったもので、昭和43年(1968)の東平坑閉山の後、こちらに移されとのこと。 |
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渡瀬 山の色が一部違った所が見える。 この付近を「渡瀬」とよび、山崩れがあった所だという。 |
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吊り橋 |