東人の新居浜生活/近郊の観光地西条市 その他近場野々市原古戦場

野々市原古戦場


   西条市の西寄り、国道11号線の南側に野々市原古戦場がある。
 
 天正13年(1585)7月17日、ここで、豊臣秀吉の命を受けた小早川隆景率いる四国討伐軍と、金子元宅率いる新居・宇摩軍が戦った天正の陣の決戦が行われた所である。
 ここで多くの武将が討死し、その首を葬った千人塚が設けられている。
 
 千人塚の横には、同じく天正の陣で討死した生子山城主松木三河守安村公之碑も建てられている。

市指定史跡
野々市原古戦場
  
 
 豊臣秀吉の四国経略にあたり毛利輝元を総大将 小早川隆景を征討大将とする進攻軍に対し金子城主金子備後守元宅を総大将とする郷土軍が激烈な攻防戦を行った
 これが高尾城並びに野々市原である。
 天正13年(1585)7月12日に高尾の城攻めが開始され7月17日に落城した
 侵攻軍の三万騎に対し郷土軍二千足らずと衆寡敵せず郷土の勇士たちは力戦奮闘の末討死した
 この戦のあと小早川隆景は首級を実験して これを一墳にあつめねんごろに葬ったという それが千人塚である
昭和45年9月1日指定

西条市教育委員会