東人の新居浜生活/近郊の観光地新居浜市内旧別子第三通洞

第三通洞

 
 角石原からさらにる山道を下ると、最後に第三通洞に達する。
 
 ここまでくれば、東平となる。
 

 

旧別子案内 No 26
第三通洞(八番坑道準位)

 
 第三通洞は明治27年(1894)1月に着工し、同35年(1902)8月に八番坑道内の東延斜坑底まで1,818mが開通した。
 さらに明治41年(1908)9月坑底より日浦谷までに、延長2,020mの日浦通洞開削に着工し、同44年(1911)2月に完成した。これにより銅山越の北側(東平)と南側(日浦)がトンネルによって結ばれ坑内電車が通り始めたので、弟地・筏津・余慶・積善等の日浦以遠の銅山川沿岸の支山の開発が容易となり、鉱石はこのトンネルを経て東平に搬出されるようになった。
 一方この電車は一般にも公開されて、今日なお「籠電車」という愛称で語られている。 
 坑口の右の沢は寛永谷、左は柳谷で、沢の出合いは暗渠にして埋立てられている。
 
 
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