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旧別子案内 No 14
目出度町鉱山街入口
ここから足谷川源流を渡り、蘭塔場を廻って山中に入ると目出度町である。
銅山の中心街で明治時代にはここに重人局(鉱山事務所)、勘場(会計)、大山積神社、新居浜新座敷(持続館)、住友別子病院、郵便局、別子山村役場、小学校分教場、料亭一心ろう、伊予屋雑貨店や住宅が櫛の歯のように並んでいた。
このように栄えた街も大正5年春、別子上部撤退後すべて撤去され、その跡は植林されて今は石垣の跡に昔日の面影を止めるにすぎない。
目出度から見花、両見谷を通り奥窯谷に出て東延からの道と合する。
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