東人の新居浜生活/近郊の観光地新居浜市内旧別子旧別子銅山入口

【No 1】 旧別子銅山入口

  新居浜から車で1時弱の距離にある別子山村(現在は新居浜市に合併)の日浦に、旧別子への登山口がある。
 
 普通の登山道のように感じるが、その先には、旧別子で人々が生活していた跡が散在している。  


旧別子案内 No 1
旧別子銅山入口

 
 旧別子とは、元禄4年(1691)より大正5年(1916)に至る225年の間、別子銅山の採鉱ならびに製錬の中心(地)であった所で、山中には多くの遺跡が残されており新居浜市発展の礎を築いた所として、市民の心の故郷となっている記念すべき所である。
 山中を通り銅山越をこえて嶺北角石原まで約2時間の行程である。
  
 西にそびえる堰堤は別子ダムで、貯水量542万トン、この水は西山と銅山越の間をトンネルで抜けて小女郎川東平発電所に落ち、鹿森ダムに溜まって工都新居浜の工業用水として利用されている。
 
 
 
 
  2005年9月に旧別子を訪れる機会に恵まれた。
 登山口に新しい標識が建てられていた。

 えひめ森林浴八十八カ所          
愛 媛 県
平成15年3月
 八十二番 銅山越え
 
 
 「えひめ森林浴八十八カ所」に、他にどのような場所が選ばれているのかは知らないが、旧別子から銅山越えを経て東平に向かうコースは、産業遺産を辿りながら森林浴もできる良いコースであると思う。  

→【No 2】 円通寺小足谷出張所跡

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