東人の新居浜生活/近郊の観光地新居浜市内一宮神社


一宮神社


  一宮神社は「いっく」神社と読む。この読み方は、余所からきた人には判りにくい。
 大山祇大神、雷大神、高おかみ神を奉り、和銅2年(709)8月、大三島の大山祇神社より勧請し、新居浜の一宮として古くから宗敬されてい今日に至る。
 
 その後、地方諸豪族の宗敬するところとなり反映を極めていましたが、天正13年(1585)豊臣秀吉の四国征伐の際、小早川隆景のため焼かれ、その後長州毛利家が元和6年(1620)社殿を造営しました。
 
 宝永2年(1705)、西条藩主松平頼純が現在の社殿(本殿)を造営し西条藩6社に加えられました。
  
17,500平方メートルの境内には、国指定天然記念物の約90本のクスノキの大群落が形成されている。 












  市役所通りの南側にも一宮神社の境内は続いている。
 もともとは繋がっていた参道を市役所通りが分断したものだろう。
 
 こちらにも大きなクスノキの群落が確認できる。
   

国指定天然記念物
 
一宮神社の樟樹林

 
 当社は和銅年間大山祇神社より大山祇大神外二柱の神を勧請奉斉申し上げてより地方豪族の崇敬を受け特に西条藩主松平氏の祈願所と定められ、歴代藩主の尊崇篤く、明治年代に至っては県社に列格し、秋祭りの太鼓台は豪華絢爛をもって全国に知られている。
 
 社巌は亜熱帯植物の樟樹をもっておおわれ、眼通り1米以上のもの53本、最大なるもの目通り9.4米 根廻り14.9米、高さ29米、枝張32米に及び一大偉観を呈し、昭和26年6月9日国指定の天然記念物となったものである。
昭和51年6月1日
新居浜市教育委員会

平成13年6月吉日
新居浜ライオンズクラブ改
 

 また、この神社に古くから伝わる小女郎狸の話や、秋の新居浜太鼓祭りの時には、川西地区の豪華絢爛な太鼓台の宮入で有名です。   
小女郎狸伝説

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