「愛媛の近代洋風建築」(昭和58年、社団法人日本建築学会四国支部)に、「旧住友病院本館」が掲載されていた。
この本では、新居浜海運且末ア所となっていた。 建物の写真に見覚えがあり、現地を確認した。 惣開町の住友化学愛媛工場の近く、住友化学歴史資料館の南西側、T字路の角に写真と同じ建物があった。 「愛媛ケミカルテクノ梶vの看板が出ていたが、この建物には 1Fに愛媛ケミカルテクノ、2Fには住化農業資材鰍ニ住化アルケム鰍ェ入っている。 「愛媛の近代洋風建築」に以下のようなデータが記載されていた。 竣工 :明治32年8月1日 構造・規模 :木造2階建 設計・施工者:不詳 |
住友別子病院は、明治16年(1883)に別子山村目出度町で開業したのが始まりであり、その後の変遷は以下のようになる。
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