四国88か所48番札所、この寺は真言宗に属し、清滝山安養院ともいった。 寺伝によると聖武天皇の勅願によって行基菩薩が堂宇を創建したという。 また大同2年(807)に弘法大師が十一面観音を刻んで本尊として安置したと伝承されている。 弘法大師は、大旱ばつに悩む農民を救済するため杖を所々に突立て清水の湧く水脈を発見し、村人の農耕を援助した。本寺の西南にある「杖の渕」はその遺跡といわれている。 松山市
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この近くには、弘法大師が杖を差して沸き出したという杖の淵園があり、名水百選に選ばれている。 |