マレーシア訪問2010年10月
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17日。これはNikko Hotelの礼拝所ムサッラーである。過去何回もこのホテルには泊まったが、礼拝所があるとは知らなかった。教えてくれたのは以前サウジアラビアのイスラム団体の職員をしていたムハンマド君である。この日は、彼と日本のダアワについて話し合い、礼拝時間になると一緒にここで礼拝をした。日本にある中堅マスジドほどの広さがあり、驚くほど豪華である。ほとんど存在を知られず私たちのプライベート空間のようだった。 17日。ムハンマド君がアラブ料理店に招待してくれた。そしてホテルに帰ってくると、ちょうど、バドミントンの国民的英雄ミスボンから電話があり、ロビーで待ってるというので、ムハンマド君と別れて大急ぎでロビーへ下りた。
18日。ムハンマド君が是非見せたいものがあるというので、彼に連れられてやってきたのがI.I.S.インターナショナル・イスラミック・スクールである。 事務所の入り口にあったパネル。
この学校は保育園、小学校、中学校、高校で構成される。全校生徒は1000名を越えるマンモス校である。充実したカリキュラムできびしい教育をし、優秀な人材を輩出することを目標にしている。卒業すればケンブリッジの卒業証書が授与される。経営状態も良好で、第2号校、第3号校をマレーシア国内の拠点都市に開校する準備を進めている。さらに、近い将来、外国にも開校を考えているようだ。
 私に見せたかったのは、この学園の様子を日本の団体に伝えてほしかったようだ。帰国後の10月25日センターの役員にパンフレットを添えて学園の説明をし役割は果たした。
ある保育児クラス。授業は英語で行っている。ちょっとした英才教育の雰囲気である。 ムハンマド君、私、事務局長であるYass博士。
熱心にこの学園の内容を説明してくれた。
Yass博士の案内で、学校をまわり職員からの説明を受ける。 標識は上から順に
・『Setiabudi小学校』(マレー語で授業)
・『Setiabudi中等学校』(マレー語で授業)
・『International Islamic School(小学校)』(英語で授業)
・『多目的ホール』
・『Setiabudiブックストア―』
もちろん、他にInternational Islamic Schoolは保育園、中学、高校もある。
International Islamic School(小学校)の校舎 体育館
International Islamic School(中学校) キャンパス内のショット
プールは屋内プールである。入り口に男性水着、女性水着の写真が掲載されてあった。学園で水着が決まっているようだ。 I.I.S.学園内のキャンティーンの様子。
この学園には、海外からの入学も可能である。
アジア地域から多くの生徒が留学している。Islamic Schoolという名前ではあるが、入学条件にムスリム子女である必要はない。いい環境の中、英語で授業を受けさせ、なおかつ欧米よりも安い授業料、生活費で済むことを考えれば、日本人にとっては一般の家庭の子女でも留学は可能である。
18日夜。息子は友達と若者同士でプトラジャヤまでドライブ。写真は、Palace of Justice プトラ・ジャヤのスリ・ワワサン・ブリッジ
財務省  プトラジャヤの夜景
19日。マスジド・ヌガラ。ここでズフルの礼拝を。 今年完成したミスボン・シデクのプライベート体育館を見に行く。
マレーシアのバドミントンナショナルチームの様子を熱く語るミスボン。私と彼のバドミントン談義はいつもエンドレスである。彼の考えがマレーシアのバドミントンの運命を決めるといっても過言でない。バドミントンはいわずとしれたマレーシアの国技のようなもの。 19日夜中。バスリ師に見送られてマレーシアを後にした。バスリ師はおみやげにたっぷりとタジュウィード・クルアーンを持たせてくれた。感謝。
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