イスラム掲示板(第3代目)
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タイトル 中国イスラムについて
投稿日: 2008/09/18(Thu) 08:58
投稿者ムスリムより   <sunni@yahoo.co.jp>

中国イスラムは常に生き残ってきた。
古来中国には西方のさまざまな宗教が到来した。
東方正教系キリスト教、ネストリウス派キリスト教、マニ教、ゾロアスター教、ユダヤ教などなど
しかしその多くが消滅したり、漢民族に吸収された。ところがイスラムのみは漢文化と同化はしたものの、その信仰形態は今日においても他のイスラム諸国のものと大差無く生き残っている。その理由はイスラム教徒は常に集中して居住し、清真寺(マスジド)を建て、豚や犬、酒や血を扱わない独自の飲食業や商工業を営んでいたから。ユダヤ教のような誰も守れないような複雑な戒律や難解な宗教学も必要としない。イスラムの五行6信を守っている限り普通に漢文化の中で生きることができたから。
日本人は中国と聞いて何を思い浮かべるだろうか?ラーメン、ギョーザ、カンフー、気功、実はすべて、中国イスラムに源を派するか、イスラムのものも有名であるものばかりである。ラーメンはもともと西北のイスラム教徒が牛肉を入れて食べたものが始まりである。ギョーザ、シューマイも羊の肉を用いたものが元来主流で、東北地方などではイスラム教の店に多い。中国武術では八極券がイスラムのものとして有名である。気功や太極拳もよく、マスジドで稽古されている。このように中国イスラムはイスラムの根本信仰を維持しながら深く中国文化に貢献している。ただしひとつだけ絶対に許せないのは豚肉である。他のものは守らない人でも豚肉だけは絶対に拒否する。日本ではラーメン、ギョーザ、シューマイなどが豚肉で作られているなどとは冗談にも言ってはいけない。


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