イスラム掲示板(第3代目)
[記事リスト] [新着記事] [ワード検索] [管理用]

タイトル ラマダーンの終わりとシャワールの決定。
投稿日: 2011/08/26(Fri) 11:43
投稿者あぶ管理人   <akira_hamanaka@yahoo.co.jp>

イスラム太陰暦の1ヶ月は29日か30日に限られており、28日とか31日の月はありません。
次にイスラム太陰暦は月が出る夕方が1日の始まりということになっていて、夜中の0時で日が変わるのではありません。
この二つのルールをまず頭に入れて置いてください。
ここで29日の日没と同時に、新月が見えるかどうかを確認します。もし、見えればその時点から新月1日がはじまります。もし、見えなければ30日目がはじまり、その次の日は間違いなく新月1日ということが確定します。

さて、今回のラマダーンでは29日の日没が、8月29日6時15分ころ(東京)です。この時点で新月の観測を目視で行います。日没は東の仙台・東京(6時15分頃)から西の福岡・那覇(6時50分)まで順に日没が起こり、仙台・東京で見えなくても、大阪または福岡あたりから見え始めることもありえます。とにかく、国内での目視での観測を最優先します。

次に、最寄のイスラム国での観測を参考にします。フィリピンで見えても、タイで見えても、インドネシアで見えても本来は採用すべきですが、日本とほぼ同じ経度の国すべてにネットワークを張り巡らし、情報を収集することはたいへんなので、イスラム国とうたっているマレーシアからの政府発表のみを採用することにヒラール委員会で決めています。

このようにして決められます。
今年は8月29日マグリブ後会議が開かれ、国内のマスジドからの観測情報待ち、次に、マレーシア政府発表を待って、ヒラール委員会が午後9時頃発表することになります。つまり今年の場合、8月30日または8月31日のどちらかがイードルフィトルということになります。


- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリー全体を一括表示します)

- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
Eメール
タイトル
メッセージ   手動改行 強制改行 図表モード
参照先
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (投稿時 投稿キー を入力してください)
  プレビュー

- 以下のフォームから自分の投稿記事を修正・削除することができます -
処理 記事No 暗証キー