タイトル | : Re: 占い |
投稿日 | : 2008/02/05(Tue) 01:53 |
投稿者 | : アフーカ |
ワアレイクムッサラーム ワラフマトゥッラー
こんにちは。占い師についてですが、ムスリム学者たちの見解によると、ムスリムが占い師をはじめ、易者・手相判断、占星術者、魔術師などを訪ねて彼らの主張する霊界の透視や未来の予言云々を信じるのであれば、それはクフル(不信仰)とされるようです。
彼ら占い師の予言が的中することもありますが、それは霊的存在であるジンの助けを利用している場合もあるみたいですね。これは非常に危険で、シルクというアッラーに何者かを配する重罪を犯すことにつながります。不可視の世界はアッラーにしか分からないので、ほとんどは全くのでたらめか、あるいは誰にでも当てはまるような一般的なことや、ある程度のデータ・知見に基づいた予測などで人々を欺いているのでしょう。ですので占い師を訪ねることはハラームですし、彼らのところに行って質問をしただけでも40日間、礼拝が認められません。
新聞や雑誌などでよく見る「今日の運勢」とか「血液型占い」とかそういったテレビ番組も当然、クフルに入るのではないでしょうか・・・。人間は弱い存在なので、ついついそういう類のものに縋りがちですが、アッラーによってすべてが定められていることを忘れてはなりません。
預言者ムハンマド(彼にアッラーの平安と祝福あれ)は仰りました:「誰であれ、占い師もしくは易者を訪ね、彼らの主張を信じるのであれば、彼はムハンマドに下された啓示を実際に信じていないのである。」(アブー・ダーウードによるハディース)
また、「誰であれ、易者を訪ねて何かを聞いたのであれば、彼の礼拝は四十日間認められない。」(サヒーフ・ムスリム)
ちなみに前世の概念はイスラームに存在しませんので、Tahaさんの考え方は間違ってませんよ。