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タイトル占い
記事No377
投稿日: 2008/02/04(Mon) 17:12
投稿者Taha
アッサラーム アレイクム

占い師について。

彼らの言っている事が、本当に起こったりするのは、イスラムではどういう風に言われているのでしょうか? それと、前世なんてありませんよね? 私は現世と来世しかないと
思っていて、それがアッラーの道だと思っているのですが、私のこの考えはあってるのでしょうか? 

タイトルRe: 占い
記事No380
投稿日: 2008/02/05(Tue) 01:53
投稿者アフーカ
ワアレイクムッサラーム ワラフマトゥッラー

こんにちは。占い師についてですが、ムスリム学者たちの見解によると、ムスリムが占い師をはじめ、易者・手相判断、占星術者、魔術師などを訪ねて彼らの主張する霊界の透視や未来の予言云々を信じるのであれば、それはクフル(不信仰)とされるようです。

彼ら占い師の予言が的中することもありますが、それは霊的存在であるジンの助けを利用している場合もあるみたいですね。これは非常に危険で、シルクというアッラーに何者かを配する重罪を犯すことにつながります。不可視の世界はアッラーにしか分からないので、ほとんどは全くのでたらめか、あるいは誰にでも当てはまるような一般的なことや、ある程度のデータ・知見に基づいた予測などで人々を欺いているのでしょう。ですので占い師を訪ねることはハラームですし、彼らのところに行って質問をしただけでも40日間、礼拝が認められません。

新聞や雑誌などでよく見る「今日の運勢」とか「血液型占い」とかそういったテレビ番組も当然、クフルに入るのではないでしょうか・・・。人間は弱い存在なので、ついついそういう類のものに縋りがちですが、アッラーによってすべてが定められていることを忘れてはなりません。

預言者ムハンマド(彼にアッラーの平安と祝福あれ)は仰りました:「誰であれ、占い師もしくは易者を訪ね、彼らの主張を信じるのであれば、彼はムハンマドに下された啓示を実際に信じていないのである。」(アブー・ダーウードによるハディース)

また、「誰であれ、易者を訪ねて何かを聞いたのであれば、彼の礼拝は四十日間認められない。」(サヒーフ・ムスリム)

ちなみに前世の概念はイスラームに存在しませんので、Tahaさんの考え方は間違ってませんよ。

タイトルRe^2: 占い
記事No384
投稿日: 2008/02/05(Tue) 13:58
投稿者Taha
アフーカさん。ご回答ありがとうございました。

> 彼ら占い師の予言が的中することもありますが、それは霊的存在であるジンの助けを利用している場合もあるみたいですね。
→記憶がはっきりしていなくて間違っていたら申し訳ないのですが、ハディースか何かで、シャイターンが嫉妬から天使達の会議を盗み聞きしようとするが流星に打たれる。。。様な事を読んだ記憶があるのですが、これって、関係あるのでしょうか?
シャイターンが盗み聞きした事を、占い師に告げるという事は悪事を働くシャイターンにありそうな感じがしますが。。。どうなんでしょうか??



これは非常に危険で、シルクというアッラーに何者かを配する重罪を犯すことにつながります。不可視の世界はアッラーにしか分からないので、ほとんどは全くのでたらめか、あるいは誰にでも当てはまるような一般的なことや、ある程度のデータ・知見に基づいた予測などで人々を欺いているのでしょう。
→同感です。統計学的な感じがします。
>
> 新聞や雑誌などでよく見る「今日の運勢」とか「血液型占い」とかそういったテレビ番組も当然、クフルに入るのではないでしょうか・・・。人間は弱い存在なので、ついついそういう類のものに縋りがちですが、アッラーによってすべてが定められていることを忘れてはなりません。

本当ですね、どんなことが起ころうと、アッラーに感謝して忍耐強く居たいです。でも日本では占いが多く出回って居る感じがします。とっても残念です。

タイトルRe^3: 占い
記事No388
投稿日: 2008/02/06(Wed) 13:44
投稿者シンショーヴナ   <masazai64@ybb.ne.jp>
最近メッセージをがんがん書いているので、書こうか書くまいか悩んでいたのですが・・・

ある国(国名に「イスラム」と掲げている)では、有名全国紙でも星座占いのページが昔からあります。最近ではTVでも普通に放送されています。

「イスラムの国で普通なのだから問題ない」と言いたいのではなく、「『占い師に近づいてはならない』と知っているはずなのに(もしかしたら知らない?)、普通に占いを人々(ムスリム)が「そうか、私の星座の運勢はこうか」と目にしていることは問題だ、と言いたいのです。

普通に目にしているので当たり前のようになってしまっているのです。

実はその星占いのそれぞれの星座の欄に「イニシャル」の項があり、大概の星座が2,3つのイニシャルを持っています(アラビア語文字で)。
この国の全員、とは言いませんが、子供の命名時、その子の誕生星座に書かれているイニシャルから始まる名前を付けるのを「当たり前」「普通」あるいは「問題ない」と考えている達がかなりいるようです。
名前の候補リストを見て、「この名前はいい名前だけど、この子の星座は○座だからこの名前はダメ」というように。
それでも最近はこういう人が減ってきているようですが・・・

日本であれ海外であれ、注意していないと気付かないうちに占いを自分の生活に取り入れてしまう危険があります。

タイトルRe^4: 占い
記事No413
投稿日: 2008/02/14(Thu) 14:05
投稿者Taha
シンショーヴナさん、ありがとうございました。
私達がアッラーの道から外れないように、シャイターンに耳を貸さないようにしっかりとした信仰心をもって、生きて行けますように。アーミン。