この 樹 にそえて ・・・ no.72
砥部川中の楠・・・ 松山市内から南に延びる33号線とわかれ、砥部から内子へと続く国道397号線沿い
の川辺にある楠の巨樹。 坪内邸の敷地内にあり、蔦等が鬱蒼と茂った根元は砥部川のすぐ水際にあって
水面に大きな影をおとしている。 枝葉の茂りもよく、樹勢は良好なようで、神域の巨木とはまた違った風合いがある。
個人が所有する楠としては、四国でも正木の楠等とともに最大の部類の巨樹ではないだろうか。
砥部川中の楠 目通り6.9m/樹高31.6m/枝張り20m/愛媛県砥部町川中・坪内虎太郎氏宅