この にそえて ・・・ no.64                                     


         

 胴塚の楠・・・ グランドの端に立つ楠の独立樹は、かなり前に枝を剪定したということだが、今も整った円筒形の

   樹影をしている。 平安末期に墓標として植えられたものであるといい、三十数年前に伐採したときの枝は総量6000貫

   あったといわれている。 幹はどっしりとして安定感があり、枝葉も濃密に茂って樹勢はかなり良い。

   枝先が地に着きそうな程にたれ込めて、木陰には柔らかな下草が幹を取り巻いて丸く茂っている。

   土壌の入れ替え等の処置が功をそうして、これからも益々元気に成長していく事だろう。 

   とくに「八ヶ所さん」とも呼ばれているようだ。

 

  水と緑と文化の里朝倉/朝倉村のホームページに大変詳しい紹介があります。                           


   胴塚の楠 目通り7.1m/樹高23m/枝張り19m/愛媛県朝倉村一丁地・朝倉村民グランド