この にそえて ・・・ no.5


  

 孕杉・・・ 吉野川の北側。高知県本山町の若一王寺に孕杉という大きな杉がある。

   ハラミスギと読むのだろうか。根元がポッコリと膨らんでいるから、そう呼ばれるのだろう。

   杉ではやや珍しい様子だが、楠やケヤキなどにはこれに似た根元の膨らみがよく見られる。

   下枝の折れ跡を保護する為に盛り上がったのか?

   楠では古株を飲み込んだまま成長したのだろう、根元が著しく巨大化したものがある。

   ケヤキは根元の岩などを抱き込んでいるのだろうか。又別に貼り付いたようなコブもよく見られる。

   ケヤキのコブは木目が美妙なので高値になるらしく、切り取って持って行かれたという話を聞いた

   事がある。

   この杉は一体何を抱き込んでいるのだろう。

   もっと々大事なものを孕んでいるような気もするのだが・・・

 


官の孕杉 目通り8m/樹高40m/枝張り22.5m/高知県本山町下関・若一王寺

《根元をさすると子宝が授かるという、安産祈願の霊木》