この にそえて ・・・ no.274                         


          

 宮内神社の楠・・・  旧東予市、大明神川の中流付近北側にある宮内神社。かなり大きな神社で境内には沢山の木々が蔓延

   っている。なかでもヤブ椿の群生は顕著で、300本以上の背の高い木々が真紅の花を着けてお社を取り囲んでいる様子には目を

   引かれる。楠の大木は神殿の後側にあり、過去何度か観察していたが、幹は昔よりも大きくなったなあという実感がある。相当な

   勢いで年々成長を続けているのだろう。枝葉は若干少ないような印象だが、真っ直ぐに伸び上がった主幹は健康そのもので若々

   しい。久しぶりに訪れて、その堂々とした樹影と大きさを新たに気づかされた。かつては田畑の中に泰然とある、という印象だった

   が、時と共に徐々に辺りの景色も様変わりしているようだ。


   宮内神社の楠 ・・・目通り周囲6.2m/樹高25m(資料値)/愛媛県、西条市、旧東予市、宮乃内 、宮内神社