この 樹 にそえて ・・・ no.202
梨木神社のセンダン・・・ 白鳥町の国道11号線から国道318号線にのって鵜ノ田尾トンネルに向かう道沿い。
因みにこの鵜の田尾峠には土御門上皇の家人、間野左近、宇野左近の二人が、上皇の崩御を知り悲しんでこの地で
自害したという伝説が残されている。 神社は11号線から2〜3キロ程の所で、四国の道が交差する場所。 石票には
梨木神社(通称稲荷神社)と書いてある。 昔始めて見かけたときには「大きな梨の木だなあ・・・」と思っていたが、実の
なった姿を見るとどうもセンダンの木のようだ。 主幹は途中で損失し、内部も大きく空洞化してしまっているが、それにし
てもセンダンとしては特に大きい。 資料に記載は無いがおそらく目通りも※3〜4m前後はあるようだ。 四国でもかなり
の巨木だろう。 冷たい薄曇りの冬空だったが、この小さな実を見て少し気が晴れ々となったような感じがした。
※ 記述を一部訂正しました。
梨木神社のセンダン ・・・ 目通り周囲 /樹高 /枝張り (再調査予定)/香川県東かがわ市旧白鳥町中村・梨木神社