この にそえて ・・・ no.171                                   


             

 松尾神社向かいの楠・・・ かなり前から探していた楠がようやく見つかった。

   神社は立派な石鳥居がやや不釣り合いな程の質素な佇まいで、更に道を挟んだ斜面の上にある楠は、

   何故こんな場所にあるのか不思議な程の巨樹。 斜面にあって、その根元は目通りの数値を遙かに超える量感がある。

   急な坂を這い上ると、又この楠の変わった樹形に驚かされる。 幹は恐らく単一でなく複数株なのだろうけれど

   どれがどう生えだして、重なっているのか癒着しているのかさえ判別し難い。 上にあった別株が大雨等でずれ落ちてきて

   下の株に食い込んだのだろうか。 樹齢こそそう古くは無いようだが、四国では大三島の「生木の御門」に次ぐ程の異形を

   呈した大楠といえるかもしれない。


松尾神社向かいの楠  目通り11.6☆7.35m/樹高18m/枝張り29.7m/徳島県神山町福原・松尾神社・福原集会所