観音堂のムクノキ


 

 国道11号線の丹原町落合より、鞍瀬川に沿って道を上り保井野の民家を過ぎたあたりの耕地の中にある。

 この近くには県下最大の大ケヤキ「児美谷神社のケヤキ」があった。

 実測した所、上部の接地からの目通り周囲は9.36mもあった。四国最大で国内でも五指に入るような巨大な

 ムクノキ再調査を参照)という事になるが傾斜地にあり、幹も板根状の不整形であるため10人10様の値が

 出るような計測困難なもので確定はしにくい。因みに根周りは22mもあった。


■周辺地図■

 国道11号線の落合から鞍瀬河に

   沿った鞍瀬渓谷に向かう道に入る。

  (河の左側の道は磐根神社へ至る)

 国11号の北側にはカゴノキのある

   臼坂に至る道が下っている。

 ●磐根神社には幹周り5〜6m程の

   立派な杉、銀杏が有る。

 児美谷神社には元目通り9mの

   大欅があった。

 大野神社には目通り5〜6mの杉

   がある。

 坂道を上ると保井野の民家が数件

   ある。そこを通り過ぎて東側に田

   畑を見下ろしながら少し行くと道か

   ら50mばかり下った所に小さなお

  堂 があり、椋が抜きん出ているの

   が見える。(お堂は見えない)

 川と接する辺りから川沿いのあぜ

   道を下りていくと観音堂に至る。

   (道幅1m程)

 


  目通り周囲8.1m/樹高20〜25m(目測)/枝張り25m(目測)/愛媛県 周桑郡 丹原町 明河 保井野・観音堂


   (脱藩の道に戻る)