この 樹 にそえて ・・・ no.16
カゴノキ・・・ 「鹿子木」はクスノキ科の常緑大高木で、別名をコガノキ、カゴガシ。 樹皮が丸い小片状に
剥げ、白い点々が鹿の子模様になる事からそう呼ばれたらしい。暖地に自生するようだが、大木というほどの
ものが群生している様子をあまり見た事がなく大概は大きなものが1〜2本。希に数本。主に神社などの森に
ポツリ々と生えている。幹周りが1〜2m程のものは山間部でもよく目にするが、保護の手が無いとそう大きく
はならないのかあるいはすぐに伐られるか、それ以上の大木はほとんど見た事がない。昔はそれ程名前も知
られていなくて「なんじゃもんじゃの木」と呼んでいた所もあったそうだ。
臼坂のカゴノキ 目通り6.7m/樹高17m/愛媛県丹原町臼坂