東人の新居浜生活/近郊の観光地/やや遠出(宿泊して行った所)/宇和島方面
宇和島まで一泊旅行した。宇和島程度なら普通なら日帰りも可能だろうが、小さな子供を連れての日帰りは無理と思い一泊した。
泊まったホテルで、「宇和島は観光地なんですか?」と聞いたら、ホテルの人が「観光地というほどのものではないのですが、観光客は来るみたいですよ」と答えていた。
愛媛県立の歴史と文化の博物館である。縄文時代から今日に至るまでの愛媛の歴史を模型などで展示している。
昔の人家を再現したもの等もあり、昔の人の慎ましい生活ぶりが偲ばれる。
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歴史文化博物館
愛媛県のホームページ
宇和島の市街から山道を登ると、山の上は小さな公園になっていて、そこに天守閣があった。
三重三層の天守閣はその美しい姿から別名を「鶴島城」と呼ばれているという。
この城は慶長6年(1601)、藤堂高虎により築城され、後に伊達政宗の長子・秀宗が入城して以来、伊達家9代の居城となった。
小さな城のようにも感じたが、江戸時代に完成した天守閣が今に伝えられているものであった。
宇和島からの帰り道に、佐田岬まで行ってみた。佐田岬にはメロディラインという高速道路のような道が通っている。地図で見れば判るが、佐田半島は、細長く延びた半島であり、道の両側に海が見える。
途中には伊方原子力発電所の伊方ビジターズハウスや農業公園などがある。
メロディーラインが終わると、三崎の港に着く。その先は細い道になる。さらに進むと佐田岬の燈台に到着する。
佐田岬から戻り、国道378号線で松山方面に向かってみた。国道ということで安心していたが、信じられないほどの細い山道であった。