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四国村

 源平合戦の舞台であり「那須与一、扇の的」話で有名な屋島は、高松市内にあった。
 この屋島に四国村がある。四国村の入り口に讃岐うどんの「わら家」があるが、この「わら家」と四国村は深い関係があったそうだ。
 四国村の運営主体は 「財団法人 四国民家博物館」であるが、実質的な主体はカトーレック株式会社で、その社長が、従業員の定年退職後の再雇用先として、うどん屋の経営を始めたのが「わら家」であった。
 江戸時代末期に立てられた藁葺きの農家を利用した「わら家」は、その店構えが人気となった。
 その後、社長は「古い民家は自分が買わなければいずれ朽ちてしまうだろう」と考え、四国各地の民家や建造物の収集が始まったそうだ。その収集の結果が四国村である。
 
 四国村には、多くの古い建築物が移築、展示されている。
 入り口付近には祖谷のかずら橋を模した橋があり、その先には四国の各所から移築した民家等の建築物が約3万uの広大な敷地に配置されている。
 
 ここで展示された建物の中で、国指定の重要文化財が8棟、県指定の有形文化財が3棟、高松市指定の有形文化財が6棟あるという。
 

モネの睡蓮

 
 パリから西80キロ、ジウェルニーの景色に魅せられ、印象派の巨匠クロード・モネ(1840〜1926)は、そこには移りつきましたが、彼は自宅の庭に川から水を引き入れ池をつくり、たくさんの睡蓮を植え、数多くの作品を生み出しました。
 この池には、シヴエルニーの庭から分けていただいた睡蓮、また彼が生前咲かせたいと願っていた青い睡蓮も植えています。
 
 

ちょっと遠出(日帰りで行ける所)