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プラネタリウム世界一
世界最大のプラネタリウムは、日本の愛媛県新居浜市にある愛媛県総合科学博物館のプラネタリウムで、ドームの直径は30mもある。
最大で2万5000個の星をうつしだすことができ、地球外の他の惑星からみた宇宙を観察することができる。幸運に恵まれれば300ある座席にすわって、夜空のショーを見ることができる。
プラネタリウムは5階建ての巨大博物館のほんの一部で、全体を建設するには190億円を要した。1994年11月11日にオープンしたばかりのこの施設には、最初の年だけで、30万人が訪れるとみられている。神戸からは200km離れた位置にあるため、さいわい、1995年1月27日に神戸一帯を襲った地震による被害をまぬがれることができた。
初代副館長の清家斉(せいけおさむ)氏は誇らしげにこう語る。「愛媛県総合科学博物館はプラネタリウムをふくめて自然、科学、産業に関する展示を行うことによって、幅ひろい興味に応えようとする施設です。
この博物館では科学のあらゆる分野について学ぶことができます。こういうことができる施設は国内にも数えるほどしかありません。私たちはたいへん誇りに思っています。この博物館が人びとに喜ばれ、ひいては地域文化の若がえりに貢献するものとなることを望んでいます。」
熱狂はここを訪れた子供たちにも共通で、とくに世界一のプラネタリウムは人気が高い。「星のショーは迫力があった。ぼくはもういちど来たい」「星がきれいだった。占星術の神話をテーマにしたショーがおもしろかった」・・・これらは子供たちの反応のほんと一例にすぎない。ともあれ、世界一のプラネタリウムを訪れて裏切られることはない。
ギネスブックより
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